日の出時刻が日に日に遅くなる丹沢・大山の麓。
遠くに相模湾を望む午前6時前の東の空はオレンジ色に染まります。
冬の到来を告げるかのような空気に包まれる朝。
7時半を回ると学校に向かう子どもたちを目にします。
少しずつ冬の装いで白い息が見える。
キラキラとした朝は青空も広がって気持ちが良いものです。
「季節の移ろいを感じながら一日を過ごして欲しいなあ」
そんなことを思いながら通り過ぎる。
学校に到着すると玄関に向かう子どもたちが話をしています。
「なんかさあ、飛行機雲よく見えるようになったよね」
「そうそうカマキリいなくね?」
「寒くなったからじゃない?」
「あー!そうかもね」
子どもたちにとっては全てが学びというか…
ただただ毎日を過ごしているだけで十分な学びがあるというか…
ビルに囲まれているわけでもなくグルリと田んぼに囲まれた小学校。
たしかに山は近くにないけれど地域の自然は十分に学びの場になります。
そろそろ麦まきもあるらしい。
地域ならではの自然を生かしながら楽しんでほしいなあって思います。
あっという間に明日は金曜日。
どんな一日になるでしょうか。