午後から冬の風が吹いた丹沢・大山の麓。
どうやら山には雪が降っているような…
午前中は渋沢公民館で開催されている「八重桜祭り」へ。
渋沢小学校5年生による学習発表会ですが大盛況でした。
昔からある八重桜をどのように未来へと繫いでいくのか。
地元にあるものにフォーカスして、リアルなものから学ぶ。
歌、クイズ、Scratchで作ったゲーム、動画、ポスター、チラシ…
商品開発プロジェクトなどもあってビックリしました。
そして、地域の皆さんともコラボしての学び。
フィールド・フォー・シチズンの皆さんによる八重桜の紹介もありました。
「食べられる桜 秦野の八重桜のお話」というパンフレットも興味深い。
子どもたちが考案して作られたという本格的な八重桜マカロン。
なんと!地元のケーキ屋さんが作って販売。
本当に素敵な学びです。
「八重桜」を真ん中においてカリキュラムを作ってみたくなりました。
何よりも子どもたちが楽しそうだったことが最高に嬉しい。
担任の先生による記事はこちら↓
とても良い気分だったので「ぱわーすぽっと」へ。
今日は最後まで熱々を楽しめるプルコギチーズをいただきました。
ちなみにボクの著書も店頭にありますのでぜひ!
必要な方へ届きますように。
食べていたら同級生がやって来たので教育談義を…
ここにいると、いろんな人がやって来て面白いんです。
だれかに会える不思議なクレープ屋さん。
午後は「きょうのおやつとコーヒー」さんへ。
「子ども井戸端カイギ」は15時からですが早めに到着してカウンターでランチ。
これがもう身体への優しさを感じる美味しさでホッとさせられました。
ごちそうさまでした。
昭和レトロな空間がたまりません。
そんな2階にはリノベーションされた部屋が二間あります。
薄いガラス越しに、手前の空間で子どもたちとナイショの話。
子どもたちの世界へと魂を降ろして耳を澄ませて声を聴かせてもらう。
「今、大人に伝えたいこと」
年少さんから5年生まで8名の子どもたちは思い思いに口を開きます。
そして、おしゃべりが大好きです。
もちろん、何が話されたかはナイショ(笑)
45分ほどのおしゃべりの後、ジュースが運ばれてきました。
飲むことに夢中になるかと思えば、おしゃべりも止まりません(笑)
「そうそう、子どもたちっておしゃべりなんだよね」
ひょっとするとボクら大人がおしゃべりの機会を奪っているのかも。
後半は、カラーペンを使って遊び倒しました。
「36色カラーペン並べ替えゲーム」
2セットあるので混ぜてから、それぞれのケースに並べていきます。
8人で協力して並び順も同じにするのがルール。
「よーいスタート!」
とストップウォッチを押す。
「できたー!」
「おー!なんと!出ました!世界記録!!」
ということで世界記録を2つ樹立。
子どもたちはニヤニヤとしています。
次に4人ずつ2チームでペンを立てていく。
「できるだけ高く立ててみよう」
ちょっと分かりやすいようで曖昧なゴールを設定。
子どもたちは当たり前のように床に立て始めます。
なかなか上手くはいきません。
だいぶ時間が経過した頃…
「ねえねえ、別に床に立てなくてもいいんだけどなあ」
と呟いたら嬉しそうな顔をして鴨居の上や窓の桟に立てようとチャレンジ。
できる限り上に立てようとしますが手が届かない。
すると…
ペンを投げ始めて、そのうちの一本が奇跡的に鴨居の上に乗っかって…
満面の笑みを浮かべる子どもたち。
特に何ってワケじゃないけれど楽しそうに時間を共有した子どもたち。
90分という時間、まったく違う所からやって来た仲間、みんなでつくる空間。
隣で話をする保護者の皆さんも楽しめたなら嬉しい限りです。
大人同士の輪も広がるのも魅力。
今日は秦野にご縁があり、こんな活動をしている方も参加してくれました。
ご縁とご縁が繋がるのも楽しいですよね。
次はいつかなあ?
子どもたちの自由な発想を再認識させられた土曜日でした。
皆さまに感謝、ありがとうございました。