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「掘る女」と自由研究の関係は?

「掘る女」縄文人の落とし物

遠く沖縄・九州方面を北上する台風の影響で雨がザーッと降った丹沢・大山の麓。

朝から母と共に市内を回って用事を済ませた午前中。

ランチをコメダ珈琲店で済ませて秦野市文化会館へと向かいました。

映画「掘る女 縄文人の落とし物」公式サイト
土臭くてラブリーな発掘ドキュメンタリー映画「掘る女 縄文人の落とし物」の公式サイトです。「≒草間彌生 わたし大好き」「氷の花火 山口小夜子」を手掛けた松本貴子監督の最新作。

こんなドキュメンタリー映画が上映されたのです。

なんと秦野にある新東名高速道路の建設現場から出てきた遺跡も紹介されています。

こんな大きな集落があったのだとは知りませんでした。

全国各地にある遺跡を掘る人たちを描いている。

登場する人たちが何とも楽しそうなのです。

「無我夢中」

そんな表現がピッタリだなと…

皆さんの表情を見ていると何かに没頭している時の子どもたちのよう。

「掘る」→「見つける」→「喜ぶ」→「また掘る」

何かを見つけたときの喜びを作業員みんなで喜ぶ。

見つけたものが国宝に指定されちゃうなんてこともある。

「みんなで見つけた」

そんな表現がありました。

これこそ、協働の生み出す力。

なんだか大人の自由研究みたいです。

そうそう、探究って掘ることでもある。

子どもたちが興味関心のある分野であれば何でもOK。

「掘る女」ならぬ「掘る子ども」が生み出される場作りをしたい。

そんなことを思ったドキュメンタリー映画でした。

最後に今井しょうこさんのサイン入りで購入させたいただいた本を紹介。

あ!忘れ物が…

ズキューンと胸を打たれたお話がありました。

「過去から今までは全部つながっている」

今を生きるボクらは太古の昔から紡いできた歴史を忘れがち…

それじゃあいけませんよね。

「現在は未来の子どもたちから借りている」

なんて話とも繋がって…

今をしっかりと生きようと思ったのでした。