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高性能自立型エンジンを搭載するために

高性能自立型エンジンを搭載するために

最近になって我が家のサッカーボーイズたちの成長を振り返っています。

「あれは良くなかったな」なんてことの方が圧倒的に多いのですが…

改めてボク自身の子育て観が浮き彫りになってきました。

これは孫世代にも引き継がれるであろうと信じています(笑)

そして、その子育て観は、教育観にも通じています。

さらに、根底にある人生観が色濃く反映されているってことが分かります。

何よりも大切なのは「チャレンジすることを認める」ってこと。

どんな小さな事でも、失敗しそうでも、心配になっちゃうけど見守る。

さすがに命の危険がありそうだとか、大ケガしそうだとかあったら止めます。

でも、できる限り我慢して放っておく。

そして、「○○しなさい」っていうように命令はしない。

例えば、部屋が散らかっていたら…

「早く片付けなさい」なんてことは言わない。

「ちょっと散らかってんじゃない?」

「このままだと危ないと思うけど…」

「どうしたらいいと思う?」

なんて伝えたら、しばらくは知らないふりをします。

ここでイラッときて手を出してしまったらダメなんです。

「自分事」になるまで根気よく問い続けるのです。

「ホントにこれでいいの?」って…

「別にいいじゃん」なんて返事が返ってきても動じない。

「まあ、それでいいならいいか自分のことなんだからね」

なんて言っているうちに、本人も困った状況に陥ります。

「あのさ、本当はどうしたいのさ」

ようやくここで次の問いを投げかけます。

「えーっとね。やっぱり片付いていた方がいい」

「ふーん、そうなんだね」

「どんなふうになっているのがいいの?」

「そりゃあ、ああなってこうなってさ…」

なんて本人の頭の中にある理想を描いてもらうのです。

あくまでも本人が主役であるってことを忘れてはなりません。

そして、本人に任せつつ、何度も何度もチャレンジすることを見守る。

「これ、絶対に失敗するな」って思っても手を出さずに我慢です。

そんなことの積み重ねが「高性能自立型エンジン搭載」のコツかなあ。

行動を決めるのは、あくまでも子ども本人なのですから。

大人が手を差し伸べすぎてはいけませんよ。

桑原 昌之

くわさん✨️
スポーツと教育の現場に関わる教育研究家
「ともに歩もう、この先の秦野へ」秦野市議会議員
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教育
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