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自由進度学習とサルスベリって何か関係ある?

サルスベリが花盛り

雨が降りそうで降らない丹沢・大山の麓。

台風の接近に伴いドカンと降らなければいいのですが。

お盆休みに向けて心配な天候です。

早朝の散歩で見つけたサルスベリの花は朝日に照らされて綺麗です。

さて…

明後日は「自由進度学習&学級経営ワークショップ」

自由進度学習、なぜ必要なの?どう進めるの?何が起きるの?

そんなことをテーマに語り合いながら進める予定です。

「学びの個別最適化と協働化」って難しいんです。

全国各地で実践されながら成功したかのように語られることもありますが…

そうそう簡単じゃありません。

何が起こるか分からないサッカーのようでもあります。

「これでいいかな?」

って思っていた戦術(取り組み)が的外れになることもあるからです。

数々の失敗を繰り返しながら、子どもたちと向き合い続ける。

本当にいろんなことが起きる。

Aくんには合っているけれど、Bくんには合っていない。

Cさんの学び方はDさんには通じない。

ある程度、同じように学んで効果的なこともありますが…

全ての面において100点満点はありません。

そんなわけで…

子どもたちも先生たちも試行錯誤を繰り返しながら進むんです。

なかなか難しいけれど絶対にこれだけはという心構えはある。

「あなたを信じる」(サルスベリの花言葉)

というメッセージを伝え続けること。

子どもたちには、ちゃんと力があります。

歩み方はそれぞれですが、それぞれ自ら生きるエンジンを持っています。

「いやいや子どもたちは、見守って(監視して)いないとやりませんよ」

という先生たちは、ここが足りないんです。

先生に信じてもらったら子どもたちは安心して学びます。

「子どもたちは自分たちだけではやらないし、できるわけがないでしょ」

「だから、私たちが正しく導かねばならないのです」

なんてことを言う先生方がまだまだいる。

なんとも残念な話だなとボクは思います。

「できる、できない」で判断する偏差値主義は捨てましょう。

「そこにチャレンジはあるのか?」と問い続けること。

子どもたちがチャレンジしてないのはボクら大人の責任に他なりません。

自由進度学習の成功の鍵は、子どもたちを信じることから…

そんなことが伝わったらいいなあ。