集落の方からお誘いがあり、早朝から森の中へ。
6時前、ひんやりとした険しい山道を登っていきます。
岩も多いので滑落しないように慎重に…
登り始めて5分ほどの斜面からは、真剣に土を見つめる師匠たち。
ボクは登るのに必死(笑)
「こういうところに出てるから、よーく見てごらん。」
と2人の師匠は笑いながら教えてくれます。
でも、全くボクにはわかりません。
「お!あったよ。ちょっと来てごらん!」
というのでソロリソロリと近づきます。
「その辺から見てごらん。分かるかなあ?」
なかなか発見できずにいると、
「この辺なんだけど何か回りと違うところないかな?」
と師匠。
いろいろと角度を変えて見るのですが、なかなか発見できません。
そして、遂に土が盛り上がっている場所にピントが合うように。
「あ!これですね!」
と初めて森の中で松茸と出会う瞬間に感動。
「さて、どうやって採るでしょう?」
早速、次のお題が出てきました。
「・・・」
ということで、採取方法を教えてもらいます。
回りの土を取り除き、松茸がどこから伸びているのか方向を探ります。
方向が分かったら優しく抜いてあげる。
根元の菌は、生えていた場所にできるだけ落として元の状態に戻す。
大小あわせて10本ほど採取して下山。
松茸は初めてだったので、とても学び多き朝となりました。
「山の命を繫ぐのも大切なことだな。」
そんなことを改めて感じた素敵な朝でした。
今日一日にも感謝!