春の花が庭先をにぎやかにしてくれる季節です。
そんな花を眺めながら考えさせられることがあります。
ついつい綺麗にみえる花の部分だけに目を奪われてしまいます。
このサクラソウだって冬の間に少しずつ大きくなってきた。
花を咲かせるまでには、水やりをする人もいて大切に育てられてきた歴史がある。
こういった綺麗にみえる時期なんて一年のうちでは一瞬に近いくらいに短い。
ボクが見ていないところでサクラソウにしかわからない苦労がある。
人と接する時はどうだろう…
目の前にいる子どもたちや先生たちの目に見えない部分を大切にしているだろうか。
「ちょっとそれってないんじゃないか?」
そんなふうに感じる場面があったとしても
「なんだ、ほんとダメだなあ。」
って終わってしまわないようにしたいものです。
「なぜ?そうなってるのだろうか?」
見えている部分だけでなく背景も考える。
「どんな歴史があってこうなってる?」
「どんな特徴があってこうなってる?」
そうやって丁寧に考えてみることで見えない部分が少しずつ見えてくるはず。
「何をしているか?」だけで安易に判断せず「なぜそうしているのか?」
そんなところに思考を巡らせながら丁寧にリスペクトをもって人に接したいなあ。
感謝の気持ちを持ち続けてね。