朝は小雨が降っていた丹沢・大山の麓。
季節が進むのも早めだと感じた5月最終日となりました。
散歩をしているとアジサイと共にユリが咲いていることに気づきます。
庭先にあることが多いのですが、今日は畑で見つけました。
この辺りは畑が多い。
その畑も徐々に少なくなっています。
それまで野菜が植えられて、その傍らで花たちも咲いていた。
気がつくと宅地になって、しばらくすると家が建っている。
畑の維持管理も人の手がかかるので仕方がありません。
管理していた人たちがいなくなると相続で土地が売られる。
そうなると…
その場所からは一気に季節感が失われていくのです。
あの田んぼも、あの畑も宅地になってしまった。
残念な話だと思うのです。
このユリとて来年以降も咲いてくれるでしょうか。
農地を守ることもボクらの生活には大切なこと。
「野菜なんてスーパーで買えばいいじゃないか」
そんな単純なことじゃあないんです。
「地産地消」の場が失われるですから。
5月も多くの人たちとご縁をいただきました。
今月もありがとうございました。