先日、卓球をする機会がありました。
久しぶりで最初のうちは上手くいきませんでした。
ネットにかかるしオーバーもする。
途中で気づいたことがありました。
「ボールを迎えに行きすぎてるな!」
できる限り呼び込んでから打ち返すことを忘れていました。
これバレーボールでも同じなんです。
「ちょっと!くわさん!今日の記事カテゴリーは教育だよね!」
はい!その通りです。
今日は「打ち返すタイミングって?」という見出しでしたね。
ボクは小学校教諭だったり、サッカーやバレーボールのコーチをしてきたり…
はたまた3人のサッカーボーイズを育てたりしてきました。
その中で難しいなと思ったことあるんです。
子どもたちと接するときに何かしら意見や質問をするタイミングに苦労しました。
ちょっとだけ聞いて、すぐにアドバイスしたくなる。
或いは答えは求められていないのに余計なことを言ってしまうなんてこともありました。
「人の話は最後まで聞きましょう!」
って子どもたちに言っているのにボク自身ができていなかったんですね。
そんな中で教わったのが「傾聴」ということ。
とにかく卓球で打ち返すタイミングが早いようにパッと言い返すことを控える。
話の背景を探りながら聴くことに徹するように心がけました。
メモ用紙やホワイトボードなどで整理しながら進めたこともあります。
そうこうしているうちに話をじっくりと聴くことができるようになってきました。
大人同士でも同じです。
できる限り最後の最後と思われる所まで主張を受け止める。
それから、どんな球種で打ち返すのかを考えつつ言葉を返すのです。
いきなりスマッシュのように打ち返してはドン引きされてしまいます。
だから、軽くカットボールを返してみたり、コースを変えてみたりして様子をみる。
そうこうしているうちに気持ちのよいラリーのような対話になります。
ということで…
相手の話を最後の最後まで聴くことを今後も心がけたいと思います。
打ち返すタイミングが早くならないように。