関東大学男子バレーボールリーグ戦。
後輩たちの応援を兼ねて原点を見つめてきました。
観客席から観る彼らの姿に思うことがたくさん。
戦うメンタリティ
ボクらは当時、3部と4部リーグ。
当時は6チームずつで編成されており、今でいえば2部リーグに相当します。
東日本の国立大学では筑波の次という変なプライドも持っていました。
戦う以上、絶対に負けたくはなかった。
でも、いつも立ちはだかったのは慶應義塾…
彼らの追い込まれたときのメンタリティには脱帽でした。
幾度となく打ち破るチャンスがあったのに大事なゲームは全敗。
勝つか負けるしかない厳しさを知ったことは、あの4年間の大きな教訓です。
徹底的にこだわること
ボクらはタレントがいない分、細やかな所まで気を配る必要がありました。
他大学は春高バレーに出場して推薦で入学するわけです。
ボクらは、推薦で入学できるわけでもなく一般受験…
それなりの経験者はいますが、スーパースターはいません。
だからこそ、細部にまで徹底的にこだわる必要がありました。
ボール一個分どころではありません。
手のひら一つ分とか、指の第一関節とか…
こだわりが必要なわずかな差が勝敗を大きく左右するのです。
一番重要なことに集中
ゲームの流れによって、これは絶対やってはならないミスが出ます。
無理して強打してブロック網にかかる。
相手がタイムアウトを取ったのに直後にサーブミスをする。
お見合いしてコートにボールが落ちる。
挙げればキリがありません。
どんな悪い状況でも、一番重要なことだけは死守する。
後輩たちのプレーを観て、いろいろと思い出すことができました。
明日からも頑張ります。
【関東大学男子1部リーグ戦@専修大学総合体育館】
東京学芸大学1(22-25,25-21,21-25,22-25)3早稲田大学