そろそろ11月というのに蒸し暑さを感じる丹沢・大山の麓。
富士山の初冠雪も未だに観測されず、統計を取り始めてから最も遅い記録になりそう。
昨夜のバレーボールの筋肉痛を感じながら読書やら散歩やらという日曜日。
教え子くんから嬉しいメッセージが届きました。
ということで…
「JA共済杯 第45回 神奈川県小学生バレーボール大会」男子決勝をYouTubeで観戦。
11月23日(土)18:00から県内ケーブルテレビ局でその他の試合を含めた完全版を放送とのこと。
3、4年生で一緒に教室にいた教え子くんの成長に驚くばかり。
どんな状況でも笑顔でプレーする選手たちに時代の変化を感じる映像でした。
好ゲームを見せてくれてありがとう。
さてさて…
バレーボール「で」学ぶことって何でしょう?
といっても「学べ」ということでなくプレーすることで自然に学んでいたってこと。
いろんなことがあるかと思いますが、「繫ぐこと」を通しての学びが大きい。
ボールがフロアに落ちなければ負けないのがバレーボール。
そのためにボールに触れない時にいろんな動きをするのです。
ちょっとズレただけで相手のスパイクやサーブは決まってしまう。
とても細やかな、いや細かすぎるのがバレーボールかもしれません。
やればやるほどゲームの解像度が上がってきます。
手のひら一個分や指先ひとつの精度が求められることもある。
0コンマ何秒とか僅か数ミリにこだわるんです。
ボールの4分の1だけを思いっきり引っぱたくなんて技もある。
アイデア次第で無数のプレーが生まれます。
そうこうしているうちに自分のプレーを振り返るセンサーが身につきます。
自分自身で気づくこともあれば、チームメイトやコーチに教わることもある。
今では動画で振り返ることもあるでしょう。
本当にいろいろなことがあるものです。
やればやるほどに観察眼も磨かれます。
上手くいっていたのにスランプに陥ることもある。
怪我だってする。
本当に様々なことが起こりますが、関わる全ての皆さんに支えられながらプレーする。
そうしていつしか…
個の力を上げるにも仲間の協力が必要だということを知るのです。
そればバレーボールの場面だけではなく、学校や社会でも生かされます。
「バレーボールを学ぶことも大切だけれど、バレーボールで学んだことはもっと大切」
ボールを繫ぐ楽しさを知ることで人生も豊かになります。
他のスポーツも同じですよね。