「熊が出たぞー!」
全国各地で目撃されるだけでなく被害が出ている2025年の晩秋。
冬の足音も聞こえてくる時期に出没するのは恒例だけれど目に余る。
そんなこともあって朝ランの時間にも少し気を遣うようになった。
「え?神奈川なんだから熊なんか出ないでしょ!」
というのは早計で…
丹沢・大山にもツキノワグマが以前から生息している。
最新の情報では80頭ほどいるらしい。
そんなわけで善波峠を越えて出没することはあるので要注意なのだ。
美味しそうな柿もあちらこちらにあるしなあ。
熊が怖いわけじゃなかろうが、子どもたちが遊ぶ光景を目にすることがない。
日に日に早くなる日没と戦うように外遊びに興じる姿は昔話だろうか。
どうもイマドキの子どもたちは忙しそうだ。
果たして「今、この瞬間」を楽しむ余裕はあるのだろうかと心配になる。
目の前に次々と現れる不思議な光景を見たり、何かを追い回したりしているだろうか。
風に吹かれた落葉をキャッチしようとするとか…
路上をゆく大きなカマキリと格闘してみるとか…
はたまた銀杏の葉っぱが織りなす黄金の絨毯を見て感動しちゃうとか…
「これなんだ?」「うわー!すげぇ!」「ギャー!にげろー!」
そんな子どもたちを見ることが少なくなった。
なんだか小さな頃から守りに入った大人のような子どもたちばかりに見えてしまう。
それって…
ボクら大人の不安を子どもたちに押しつけているからなのかもしれない。
余計なことはしない。
言われたことには従順でいるか、その場にいるのが苦痛なので寄りつかない。
それは子どもたちが悪いんじゃないのは明白だ。
「こうしないと手遅れですよ!」「今から準備しないとダメ!」「それが親の責任でしょ!」
そんな情報に晒されていたら不安になるのも仕方ない。
でもね…
その情報には確実に発信者側の意図があることを忘れてはいけないよね。
インターネットが普及して手のひらで情報が入る時代は便利だ。
「つながる」
ボクも世界中の人たちとつながることにはポジティブな方だけど…
その一方で「つながりすぎる」ことには警戒しないといけないって思う。
中には悪意をもって近づく人もいるし、あら探しをして誰かを貶めようとする人もいる。
昨今のSNSによる誹謗中傷なんて見るに堪えないよね。
実名で堂々と主張できず誰かの言葉を何も考えずに流す人たちだっているのも事実。
そういった人たちは言論の自由をどこかではき違えているんじゃなかろうか。
世の中、言ったもん勝ちみたいになっては事実をねじ曲げるのってなんか変。
ちょっと風邪をひいちゃってね…
その間に面白い本を読んだので2冊ほど紹介します。
まずは、世に登場してからずっと面白く追いかけているTestosteroneさんの本。
「おう!俺だ!」って語り口が面白くて気がついたら筋トレしてしまう。
ただ単に群れるのは好きじゃないボクにもピッタリ。
それにさ「人に振り回されない生き方」って大切だよね。
Kindle版はこちら
そして…
Testosteroneさんがオススメしていた本も教育を考える上で参考になった。
それがこちらの本だ。
「投資やってないの?」「老後に不安はないの?」「将来のために今は我慢!」
そんなことは余計なお世話だってボクも思うよ。
たしかにお金だけ貯めていたって使うところがなければ意味がない。
しかも子どもの頃から考えさせられていたら窮屈すぎるよなあ。
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そうそう、いつもはKindle版を買うことが多いのだけれど今回は単行本にした。
なんでそうしたのかはよく分からないけれど結果として良かったなと思っている。
何の迷いもなく2冊を手にしたあの日のボクは風邪を引くのを予見していたのかもしれない。
インフルエンザも流行しているらしいから気をつけましょう。
ではまた!























