今日も蒸し暑くて梅雨のような湿度を感じる日曜日。
孫たちが電車に揺られてやって来ました。
「さて、どうやって一日を過ごそうか?」
なんて考えながら大磯海岸へ行ってみましたが、なんと県営駐車場が閉鎖中。
新型コロナウィルス感染拡大に伴う措置だとのことでした(残念すぎる)
仕方がないので隣町の二宮海岸へ行き、しばし海を楽しんで帰宅することに…
仕方なく室内遊び。
2歳半になった孫2号はボールも大好きです。
「あれとってー!」
ボールの在処がわかっているのでリクエストが飛んで来ます。
買い物カゴを持ち出すも定番。
カゴはバスケットゴールとかサッカーゴールに変身する大切な遊び道具です。
「どうしたらサッカーをずっと続けられる子どもたちになりますか?」
長らく、そんな質問を受けてきました。
実は数え切れないほどのサッカー少年たちを見てきた歴史があります。
そんな中でサッカーが嫌いになってしまう子も多くいた。
せっかく、Jリーグの下部組織にあたるチームに入ったのにやめてしまう。
強豪校といわれる高校のサッカー部に入ったのにやめてしまう。
原因はさまざまですが、振り返ってみると「やらされ感」たっぷりだったんですね。
いわゆる「バーンアウト」です。
じゃあ、我が家のサッカーボーイズたちはどうしていたか…
答えは一つしかありません。
それは…
「ボールをしれっと置いておくだけ」
1号がハイハイを始めた頃から野球ボール大のカラーボールを床に転がしておきました。
まるで子猫のようにボールを手で転がしては追いかける。
そのうち、ボールが少しずつ大きくなってサッカーボールとなりました。
そんなことが3号まで続き、今では孫1号と2号に継承されています。
ただただ、そこにボールがあるだけ。
ここで重要なことは、あくまでも「サッカーも遊び」であるということ。
子どもたちにとっての「遊び」を大人がヒートアップさせてはダメなんです。
幼児期は「遊び」のつもりなのに、小学生になると競争をあおる。
どこぞのチームの子どもたちと比較するなんてことが頻繁に起きる。
そうなると子どもたちにとっては評価のためのサッカーになって楽しめない。
そうじゃなくて、一人ひとりの子どもたちにとってはサッカーは遊びの延長。
さらににいえば生活の一部なので主体的に関わることが重要です。
「サッカーって辛いこともあるけど、やっぱり好きなんだよな」
こうなれば最高です。
あれ?
これって学びも同じですよね。
そうそう、だから学びの主導権は子どもたちに渡さないといけません。
小さな子どもたちから学ぶことはたくさんあります。
ということで…
「ボールのある暮らし」も楽しんで楽しんでほしいと思います。