「自分たちのクラスは、自分たちでつくる。」
ボクのクラスでは、とても大切にしていることです。
クラスは小さな社会です。
もともと違う背景を持つ子どもたちが集まって一年間を過ごす。
子どもたちには、得意なことや好きなことがあります。
それぞれ居心地のいい空間があるように、学び方も一つではありません。
もともと、読書が好きな子たちは文字を読むことから学びます。
絵を描くことが得意な子は、図解をもとに学びます。
身体を動かすことが好きな子は、動きながら学びます。
同じ時間を過ごしていても学びのプロセスは違うのです。
個々のチャレンジを大切にするほど、衝突が起こり葛藤が生まれます。
そこで重要になるのが、仲間を大切に思うことです。
リスペクトの心を持つことで、個々のチャレンジを応援できるようになります。
そのために、みんなで対話する時間が必要なのです。
対話を重ねることで、「共に生きる仲間を大切にする心が育まれる」と信じています。
朝の会や帰りの会はサークルベンチに座る。
何かを決めるときには、自然にサークルになる。
運動会で自然に発生していて慌ててパシャリとシャッターを切った円陣。
「円陣組むぞ!」
なんて言葉は不要なのです。
チームワークってのは、自然に生まれるとも思っています。
勘違いしてほしくないのは、団結という名の元で個人が大切にされないことです。
先生たちの「チーム」に対する誤解は、その辺りにあります。
個人のベクトルが目指すゴールに自然に向くのがGoodです。
そのためにも個人の力が発揮される環境が必要ですね。
Challenge! Respect! Smile!