武州街道を東へ。
東西に延びる街道を、ゆっくりと上っていきます。
ダムを越える森が深くなり、よく見ると川がすぐそこに見えます。
ちょっとした駐車スペースを見つけて水辺へ降りてみました。
何とも気持ちのいい清流です。
丹沢の山々、磐梯山麓、北海道の山奥にある源流を思い出します。
魚影がないかと目を凝らして水中を眺めます。
イワナやヤマメはいないのだろうか。
残念ながら見当たりませんでしたが、またそのうち探してみようと思います。
そんなことをしていたら子どもの頃に魚突きをした記憶も蘇ってきました。
父の実家から清津川(新潟県津南町)で冷たい清流の中に立つ。
近くにやって来る魚を待って、狙いを定めて突く。
ヤマメはスピードがあって、なかなか捕獲できない。
同い年の従兄弟と作戦を練りながら、何度も何度もチャレンジする。
たいした収穫はなかったけれど、とても楽しい時間でした。
「自然の中で夢中になる。」
そんな体験が、ここでもできたら嬉しいなって思うのです。
きっと様々なセンサーが起動して、グッと成長できるはず…
そのためのフィールド探しは続きます。