小田原アリーナで行われた関東大学バレーボールリーグ戦。
男子1部と女子1部の集中開催です。
OBとして東京学芸大学、第2の母校である早稲田…
教え子が監督を務める日本女子体育大学を応援。
バレーボール観戦を楽しみつつ、ちょっぴり観戦者調査をしてみました。
応援席に一般で来ていたのは何人いるのだろう?
中央大学の石川くんファンと思われるご婦人方を含めた一般女性の姿は確かにありました。
他の観戦者はというと、選手の保護者やチームのOB・OGと思われる人ばかり…
中学生や高校生も観戦に来ることを期待していましたが、女子高校チームが1チーム。
ちょっと寂しい感じがしました。
スポーツ庁の大学スポーツの振興に関する検討会議では…
大学が持つスポーツ人材育成機能、スポーツ資源(部活動指導者、学生・教員、スポーツ施設)は、大きな潜在力を有している。一方で、アメリカのような大学スポーツ先進国と比較して、十分に活かしきれているとはいえない
として大学スポーツの振興に関する検討会議中間とりまとめを公表しています。
・大学においてスポーツ分野を統括する部局の設置促進,アドミニストレーターの配置促進(100 大学)
・大学横断的・競技横断的統括組織(日本版NCAA)の創設を支援
という文言が入っています。
大学スポーツとはいえハイレベルな競技を間近で観ることができるチャンス。
とても魅力的です。
とはいえ…
部員たちにエンターテインメント性を求めるのは難しいかもしれない。
毎日の学生生活に部活動に精一杯なのが現状であって、そこまで頭は回らないでしょう。
ボクもそうでしたから…
一般の人たちまで巻き込んで応援してもらおうなんて発想すらありません。
憧れの高校球児を観戦に小学生や中学生が保護者と甲子園へ行く。
そんな感覚が大学スポーツにも生まれるといい。
学連にいる学生たちは努力しているけれど、それだけじゃ活性化はできません。
もっと積極的なメディア戦略も必要だし、地域への発信も必要です。
ほとんどの大学スポーツは中継なんてされていません。
おまけに、地元の大学でリーグ戦が開催されているのを住民は知りません。
せっかく観る価値のある競技が身近にあるのに…
もったいないですよね。
よって、今まで以上の情報発信を求めます。
大学スポーツの価値を上げるために。
魅力ある大学スポーツの姿を多くの人たちに届けられますように。
以上、大学スポーツの振興を考えるという話でした。
Enjoy Sports.