もうすぐ80になる父と母と一緒に小田原曽我の梅を見る日曜日。
JR御殿場線の下曽我駅周辺に35,000本ほどの梅が植えてあるのだそうです。
毎年、白い花を咲かせてボクらを楽しませてくれる梅林です。
今朝の富士山です。今年は開花が急に早まりました。早目のお越しをお待ちしております! pic.twitter.com/3jWhiBvlTU
— 曽我別所梅まつり観光協会 (@soganosato) February 8, 2020
今年は暖冬なので早めに行かないと散ってしまう!
ここへ両親と共に行くのは久しぶり。
子どもたちが小さい頃だったと記憶しているので15年以上は経過しているでしょうか。
お世話になった大先輩である先生たちと「梅見の会」をしたことも思い出します。
メイン会場は、下曽我駅周辺ですが今日は瑞雲寺のある中河原会場へ。
道路脇や自宅を開放して梅に関連した食品を並べてくれている所もあちらこちらにある。
そこにいる住民の方たちと話をするのも楽しみの一つです。
この白い花たちは、ほとんどが食用の花。
そんな素敵な花を観光に生かそうとしたのは40年ほど前だとのこと。
でも、やっぱり高齢化の波は押し寄せていることを感じざるを得ないけれど…
ずっと残っていてほしい光景なんですけどね。
「祭り」を始めた頃は、みんな若かったので勢いがあったことでしょう。
でも、だんだん高齢化が進んでしまうとこうなってしまうのでしょうか。
「なんだか寂しい感じだわねー」と母。
以前の賑わいはないは確かにありません。
行き交う人たちもシルバー世代が多いのです。
同じようなことは、日本全国で見られるのだろうと想像できます。
「存続」「継承」には何が必要でしょうか。
もちろん、やめてもいいイベントはあるでしょう。
でも、美しい景色を守るということは大切なこと。
素敵なイベントは継承してほしいなって思うのです。
10年後の神奈川県西部はどうなっているのかなあ。
あれこれと気になってしまった日曜日。
ボクらは子どもたちに何を遺してあげられるだろうか。