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守破離 – いつまで守ってんの?

飛び立て若者!

飛び立て若者!

守破離って言葉、みんな知ってますよね。

「守→破→離」

3段階ありますが、「守」で停滞してしまっていませんか?というお話です。

毎日、しっかりと仕事していて安心している人ほど

ひょっとすると停滞していることに気づいていないかもしれませんよ。

しゅ‐は‐り【守破離】
剣道や茶道などで、修業における段階を示したもの。「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。「破」は、他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。(デジタル大辞泉の解説)

 「守」 – しっかりと基礎基本を学ぼう

いろんなことができるようになるために守るべき基本的な技を習得する時期です。

サッカーやバレーボールなどの球技では、ボールを扱う基本的な練習。

仕事においては、よりよい成果を上げるために知っているべき基本的な事項。

これらは、誰もが同じように習得すべき内容であり、しっかりと身につけるべきことです。

一流と言われる選手たちほど、基礎基本はとても大切にしています。

植物でいえば根っこでしょうか…

この部分をしっかりと根付かせなければ、幹は大きく育ちませんし枝も伸びません。

だからこそ、見つめ続けて適度に水やりをするように大切にしないといけません。

 

「破」 – 「守」 から踏み出せてる?

一人で悩んでいると苦しいものです。

悩みを抱えている人たち同士が集まって勉強会を開いたりして仲間ができます。

とてもありがたい仲間たちに囲まれて安心します。

いろんな人たちと共感し合って孤独を感じることなく過ごせてラッキーですよね。

でもね…

一つの流派だけにこだわってしまうと成長が止まってしまいます。

「コンフォートゾーンから抜け出そう」

と言いながら、一つの集団の中で気持ちよくなっていたら抜け出せませんよ。

アウェーの体験っていうのかな…

他の流派の教えを認めながら、良いものは取り入れていきます。

「あいつらは、別の流派だから仲間じゃないよ。」

なんてのは残念な感覚です。

「どうせ、あの人たちは理解できない人だ。」

というような他者への批判も成長を阻害するだけです。

学校の先生たちだったら、先生以外の業種の人たちから学ぶ。

サッカーのコーチだったら、サッカー以外の人たちから学ぶ。

それが、本当にストレッチゾーンに出るってことだとボクは信じています。

出会った中で本当に凄いなって思える人たちは、年齢や業種に関わらず傾聴できます。

 

「離」 – 自分だけのスタイルを築こう!

何でも完成形っていうのはないのかもしれません。

なぜって?

日々、新しいものに出会って進化し続けるからです。

何かをやっている以上、終わるまで完成なんてしないのでしょう。

毎日が未知との遭遇で、いろんなことに出会うことができます。

出会った先の学びを自分のアタマの中でシャッフルしてみる。

ちょっと取り入れてみようかなって思ったら、即チャレンジです!

そうやって、ああでもないこうでもないって言いながら毎日を過ごす。

そうしているうちに、気づいたら自分だけのスタイルが確立されていると思います。

いつまでも守ってんの?

そこにいるだけでいいの?

進化するためには、「守」で止まっていたらだめなんです。

「離」 – さあ、飛び立ちましょう!