今年度の折り返し地点へ到達しました。
9月に入ってから日々の活動をふりかえる指標みたいなものを改めて探してみました。
子どもたちにとってもシンプルで分かりやすいのがいいと思っています。
そして、学習だけでなく日常生活のいろいろな場面で使えるといいかなとも…
あれこれ考えて短い言葉にもしたいと考えました。
そして、3つだけで振り返るというこだわりも持ってみました。
- 前よりがんばれた?
- 友だちと進化できた?
- より「できる」ようになった?
もちろん、根底には「Challenge」「Respect」「Smile」が流れています。
1.前よりがんばれた?
例えば算数であれば…
「今日は、こんなに進んだよ!」
なんて笑顔で伝えてくれる子がいます。
体育だったら…
「これさ、できるようになったんだよ!」
なんて嬉しそうに報告してくれる子がいます。
結果が出なくても…
「あと少しなんだよ。」
とか…
少しでも前進していることを伝えてくれます。
「さっき」より「今」
「今」よりも「次の瞬間」
「昨日」より「今日」
「今日」より「明日」
少しでも進化していることが大切かなって思っています。
2.友だちと進化できた?
「友だち=関わってくれる人全て」
と勝手に定義しています。
時には先生だって友だちなのです。
自分以外の、誰もが友だちでもあるのです。
そんな彼らは様々な場面で進化するためのサポーターです。
人はひとりでは生きていけません。
一人で頑張っていても行き詰まる瞬間があるのです。
そんな時にヒントを与えてくれるのが他者の存在です。
ある時は大先輩であったり、同僚であったり…
ありとあらゆる他者が自分の師になり得るのです。
3.より「できる」ようになった?
人は、ある程度できるようになると成長を止めてしまいます。
「もうこれくらいで十分だ!」と満足しきってしまうのです。
現状を維持することで満足していると、エネルギーが落ちていきます。
跳び箱でいえば…
とりあえず「跳べたらOK」でおしまい。
「より美しく!」とかいうところまでは行き着かない。
「現状維持は衰退」というのが、ボクがスポーツや教育の現場で観てきた実感です。
ボクらには「まあこれでいいや」みたいなところが出てしまうことがあるのです。
慢心というか何というか…
ボクは、これ幾度となく残念な思いをしたことがあります。
勝てると思っていたゲームを落としたり、できたと思った試験を落としたり…
まあ、いろんなことがあるものです(笑)
だからこそ、現状維持ではなく…
より良い結果を求めていきたいと思うのです。
存在するなら進化しろ
というのは、ボクが崇拝するデポルターレのキャッチフレーズですが(笑)
子どもたちだって、大人だって生きている以上「進化」を遂げてほしいと思うのです。
毎日を惰性で生きているのはなく…
少しでも前に進むことです。
だいたい進化していると終わりが見えないのです。
ゴールだと思って到達すると、まだ先が見えてくる。
進化に限りなんてないんです。
というわけで…
「進化するために大切な3つのチェックリスト」のお話でした。
Good Luck.