昭和の香りがプンプンする鉄道に出会いました。
「関東鉄道常総線」
関東平野のほぼ中央、利根川水系の鬼怒川にほぼ並行して南北に走る、全線非電化の路線。複線化されている南側は他社線との乗り換えにより東京への通勤を担う路線としての性格を持ち、北側の単線区間は田園地帯を走って鬼怒川沿いの中小都市を結ぶローカル線の性格が強い。Wikipedia
乗車した三妻駅は無人駅。
駅舎を通り抜けるとレトロなホームがポツンとあります。
中央付近には待合所があります。
平日などは通勤・通学の人たちが風雨を凌いだりするのでしょうか。
ちょこんと寅さんでも座っていそうなベンチがあり、誰が置いてくれたのか座布団も…
なんともホットさせられる光景です。
「急いじゃいけないよ。もっとゆったり行けばいい。」
そんなことを言われているような気がします。
こういったレトロな駅は、これからも保存してほしいものです。
駅には利便性も求められますが、どこもかしこも同じだとつまらない。
どこかしこも同じような無機質な駅はいりません。
その土地には、その土地なりのデザインがあっていい。
そんなことを思いながら田園地帯を揺られてきました。
出会いに感謝。