平成最後の8月も最終日を迎えました。
まだまだ暑いけれど、季節は秋へ突入します。
今夜は、「一歩己」(豊國酒造)をいただきながら過ごしています。
何をするにも…
どこへ行くにも…
一歩ずつの積み重ねが大切。
美味しい酒を醸すのも一歩ずつですね。
地元の自然の中で生まれ、そこに集う人の手で育ち、
そしてそこに暮らす人々に愛される地元の農家さんが手塩にかけて育ててくれたお米を原料に、地元から湧き出る阿武隈山系の伏流水でお酒を仕込む。全国を見渡せば、もっと酒造りに向いた原料があるかもしれませんが、それは“酒造り”に適した原料であって、私どもが考える“地酒造り”では、地の水、米が最高の“地酒”を産み出すと考えています。
また、機械による効率化・大量生産を追い求めるのではなく、人の手が行き届く酒造りを行っています。その日の気温・湿度、米の出来によるわずかな違いを五感で感じ取り、自然と対峙し、受入れ、活かすことで、この地でしか醸しだせない “地酒の味”を産み出します。
さて…
今ボクらは長野県南佐久郡佐久穂町に学校をつくろうとしています。
地元の皆さんが手塩にかけて育ててくれた学校が舞台。
地元にある自然や町の中でイエナプランをコンセプトにした学校をつくる。
ボクらが考える学校は、何よりも目の前にある資源が最高の教育を生み出すと考えています。
また、何らかメソッドを安易に活用するのではなく子どもたちの個々の違いを感じ取る。
目の前にいる子どもたちを五感で感じ取り、地域の資源を十二分に活かすことで、
この地でしか醸しだせない学校を生み出したいと思っています。
今日も、図書司書さん、地域の方々、施設点検の皆さんなど多くの人たちと出会いました。
確実に一歩ずつ開校に向けて準備は進んでいます。
さて、明日からは9月です。
地域の人々に愛される学校をつくるためにも、さらにエネルギーを注ぎたい。
引き続き応援よろしくお願いします。