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時間をかけて進むってことも大切だ。

トンネルを越えるとそこは雪国だった

トンネルを越えるとそこは雪国だった

高度情報化社会となって私たちの生活も便利になりました。

連絡を取ろうと思えば瞬時にできてしまうような時代です。

スマホさえ持っていれば、よほど状況の悪いところでなければ繋がります。

おまけに国内だけではありません。

あっという間に世界と繋がるのって凄い時代です。

世界との距離もグッと近くなった。

そんな中で昼間のラジオでシベリア鉄道の話題。

日本からヨーロッパへ行くには、船でウラジオストクまで行きシベリア鉄道に乗る。当時はモスクワまで7日間かかり、そこからフランスやドイツまで行った。

かの有名な与謝野晶子もシベリア鉄道に乗ってパリまで行ったらしい。

凄いですね。

しかも、辿りついても会いたい人に会える保証もない。

不確定な部分が多かったのに…

そんなラジオを聴きながら、ふと子どもの頃を思い出します。

まだ新潟へ行くにも新幹線などはありませんでした。

谷川岳のトンネルを国鉄でノンビリとトンネルを抜けていく。

とにかく時間がかかりました。

それでも…

それなりの楽しみ方もありました。

途中駅の待ち時間に駅弁を買ったり家族で話をしたり…

疲れたけれど旅のワクワク感もあった。

到着すれば、

「長旅だったねえ。」

と笑顔で出迎えてくれる人がいる。

でも、今では新幹線でビューン!

短時間で行かれるので旅の風情なんてあったもんじゃありません。

下手したら東京と郊外の通勤と同じくらいの時間で行くことができてしまう。

なんだかやるせない気分になることがあるのです。

「すぐに結果を求める」ことと同じなのかあ。

あれこれやりながら進まずに、すぐに結果を求めて答えを求める。

まあ、そういう時代っていえばそれまでなのですが、なんだか寂しいなって思うのです。

なんでもそうだけど、もっとゆっくり歩んでもいいよね。

子どもたちの成長も。

桑原 昌之

スポーツ、教育、暮らし&まちづくりなど自由気ままに。
教育研究家・秦野市議会議員
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