なんだか冷たい風が吹く朝でした。
夏を思わせる日もあれば冬を懐かしむかのような寒い日もある。
それでも山々は着実に新緑の季節へと向かっているようです。
今日は朝だけでなく午後も山の中へ。
昨日の雨でぬかるんだ山道を進みます。
グッと緑が増えていることがわかります。
途中でキノコを見つけたりアゲハチョウをがヒラヒラと飛んでいたり…
あちこちらから鳥たちのさえずりと風の音も聞こえてきます。
特に何か目的があって歩くのではない。
自由気ままに歩を進めて、気になるものがあれば立ち止まる。
頭の中が空っぽにして無心になる時間もある。
五感がしっかりと機能し始めるようです。
ボクらは生き物ですから危険を察知するようなスイッチも入るのでしょう。
生き抜くために植物や動物たちを見つめることもあるのだとも思います。
そもそも持ち合わせているはずの人間としての機能が封印されがちな現代。
子どもたちのセンサーは十分に機能しているでしょうか。
ゴールデンウィークの報道が気になります。
アミューズメントパークへ行くこともいいでしょう。
何でも刺激にはなりますから。
でもね…
やっぱり自然に触れてほしいなって思うのです。
人間が生き物であることを思い出すことができるように。