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JR指宿枕崎線で枕崎へ。感じたことは?

JR指宿枕崎線 枕崎駅

朝から桜島がドーンと見える鹿児島は秋晴れ。

昨日よりも気温が高くなり半袖シャツの人たちも目立ちます。

JR指宿枕崎線で鹿児島中央駅から枕崎駅へ行ってみることにしました。

乗車賃は片道1850円、乗車時間は片道約3時間です。

JR指宿枕崎線キハ47系の座席は昭和感満載

昭和52年製造のキハ47系。

昭和感満載の座席は3時間座り続けるには酷な座り心地です。

時々ストレッチでもしないと身体か持ちません。

おまけに走行中は揺れるで注意が必要でした。

JR指宿枕崎線キハ47系の天井には扇風機がある。

空調は懐かしの扇風機かと思いきや回っていません。

平成6年に改修されたようでエアコンもついています。

窓を開ければ爽やかな秋の風が吹き込んで気持ちよさそうですが…

線路脇の草木が時としてバチバチ音を立てて窓にぶつかるので危険なんです。

JR指宿枕崎線 枕崎駅

指宿までは割と乗客がいたものの枕崎まで乗車したのは20名ほど。

ローカル線あるあるですが寂しいものです。

とはいえ、朝晩は沿線の高校生たちを運ぶ重要な役割を果たしています。

鹿児島市中心へ近づくほど学生さんたちの足としては機能しているのも事実。

指宿から枕崎では存廃論議があり今後の動向が気になります。

枕崎から眺める薩摩富士

さて、枕崎。

降り立ってから帰りの列車までは3時間ほど。

まずはランチということで地元の皆さんに愛されているという食堂へ。

「枕崎船人めし(かつお船の船乗りさんたちが食べていた)」を注文。

偶然に相席となったのは水産会社の会長さん。

鰹を中心に漁業のあれこれをレクチャーしてもらいました。

生産量日本一を誇る鰹節で有名な枕崎も少子高齢化、労働不足は深刻。

車の往来も少なめで駅周辺の商店もシャッターが目立ちます。

よく見る地方都市の光景が目の前にありました。

てくてくと歩いて開聞岳がよく見える場所へ行ってみました。

戦前、知覧から飛び立っていった特攻機が飛んだエリアです。

こんな綺麗な景色を眺めながら出撃したことを考えると胸が痛みます。

指宿枕崎線と、かつて存在した鹿児島交通枕崎線(南薩線)=展示資料から : 本土南端「果ての鉄道展」で歴史を感じて…JR指宿枕崎線や廃線になった南薩線を紹介:写真
【読売新聞】 JR最南端の始発終着駅である枕崎駅などを通して、鉄道への関心を高めてもらおうと、鹿児島県の枕崎市文化資料センター 南溟 ( なんめい ) 館で特別企画展「果ての鉄道展」が開かれている。本土南端の鉄道の歴史を実物や映像、

こちらの記事では知覧まで鉄道が延びていたことがよく分かります。

「兄さん、帰りはよバスがいいかもしれないよ。1時間30分だからね」

と会長さんが教えてくれましたが鉄道を選択。

枕崎に到着したキハ47系

どんな人が乗ってくるのかを観察しながら鹿児島中央へと向かいます。

高校が近くにある駅では下校中の生徒たちが乗り込んできます。

指宿を過ぎると乗客も増え鹿児島市の中心へ近づくと満員電車の様相。

通勤、通学の足となっていることもわかります。

JR指宿枕崎線の未来はいかに?

多くの気づきと学びをいただいた一日となりました。

本日の出会いにも感謝いたします。

桑原 昌之

スポーツと教育の現場で子どもたちの成長を見守り続けて来た教育研究家です。教職員・保護者・スポーツ指導者向けの研修、ワークショップもしています。2023年9月より秦野市議会議員としても笑顔で活動中。
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