朝からスッキリした青空の大日向。
今日はプルーン畑のハウスにビニールをかけるお手伝いに行ってきました。
JAの方や師匠の指導の下で、保護者の皆さんにも手伝ってもらっての作業です。
品種によって実が熟す時期に合わせてビニールをかける。
一年中かけているのではなく時期になったらプルーンを守るわけです。
タイミングを見計らって作業しなければならない。
それには日頃からしっかりとした観察と情報に基づいた予測が大切になります。
自然が相手ですから気が抜けませんね(汗)
ハウスにビニールをかけるなんていう体験も初。
シートには表裏があることやスプリングと呼ばれる留め金があることを知る。
最初にシートを樋に持ち上げて片面を停めてから屋根に引っ張っていく。
それも脚立に乗って複数で作業しなくちゃいけない。
「もう少し引っ張ってー!」
「ちょっと引きすぎだよ!」
「もう少し、あっ!そこでOK!」
なんて言いながら情報交換をしながら進む。
シートが届かない時には骨組みの位置を変えて対応する。
臨機応変さも大切なんですね。
こういった技を伝承する人たちも少なくなっているわけで…
貴重な体験をさせてもらいながら「伝承」について考えさせられました。
「もう一人くらい分かる人を増やさないと継続できないよなあ。」
なんてことも教えてもらい…
「やっぱり貴重な学びの機会は複数がいいよなあ。」
とも強く感じた次第です。
ちょっとした作業であっても体験させてもらっているのはありがたい。
プルーンが店頭に並びボクらの口に入るまでの物語を想像します。
いろいろな人たちが手間をかけた上に一粒の実ができる。
関わってくれた人たちの思いを大切にしないといけませんよね。
教育の現場も同じだよね。
皆さん、貴重な学びの場をいただき本当にありがとうございました。