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地域にある素材を探してみると学びが変わる

大山・丹沢・富士

大山・丹沢・富士

2月になりました。

寒いけれど今日も大山・丹沢・富士・箱根はきれいです。

眼下の田んぼではトラクターが走ります。

少しずつ春に向けた準備も始まっています。

自然豊かなホームタウン「秦野」、長らく勤務した「伊勢原」は自然がいっぱい。

山も川もあれば田んぼや畑も多い。

最近は減ったけれど牧場だってある。

のんびりした地域です。

信仰の山でもある「大山」の麓。

古代からの歴史も脈々と息づいています。

小さな古墳もあるし、奈良・平安時代からの神社や寺もある。

さらに鎌倉の影響もあちらこちらに感じることができる地域です。

今から20年ほど前。

学校研究で「環境教育」を扱ったことがありました。

「総合的な学習の時間」や「生活科」が登場した頃です。

今よりも何だか職員室にもゆとりがあって…

地域にある素材を生かした学びを展開しようと試みていました。

各学年がテーマを据えて教科横断的に4年にわたって取り組んだ研究です。

春夏秋冬を感じながら、近くに流れる川、田んぼや畑、大山などがテーマ。

自然をたっぷりと感じた上で教科書を開く。

子どもたちは感性豊かだったし、とても元気だったことを思い出しています。

今の子どもたちだって同じような環境の中にいるはずですが…

以前ほど地域素材に触れる機会がありません。

来年のカリキュラムを考えて、今から地域素材に触れておくといいのですが。

「お!なにこれ?」

って先生たちが思ったらワクワクするカリキュラムが出来上がるはず。

手の届くリアルなもの、ことに触れると学びの質もグッと上がります。

そろそろ麦ふみかなあ。

ちょっと地域を散歩してみよう!

桑原 昌之

くわさん✨️
スポーツと教育の現場に関わる教育研究家
「ともに歩もう、この先の秦野へ」秦野市議会議員
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教育
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