子どもたち一人ひとりの個性に寄り添うには

それぞれの個性に寄り添うには 教育

それぞれの個性に寄り添うには

朝の散歩コースに咲いていたサツキの花。

いろんな色が混じっているのが何とも面白い。

これほど違いが鮮明なものは見たことがありません。

ザックリとみればサツキだけれど一つひとつの花には違いがある。

教室の子どもたちだって同じです。

「○年生」

いやいやちょっと待ってください。

学制が発布され便宜的に誕生日で割り振っただけ。

だから「○年生」なんて人はいないのです。

あくまでも個人は個人なんだから学びは一人ひとり違っていいはず。

そう考えると…

いわゆる一斉授業には課題があります。

進度を揃えて進むと「待ち時間」が発生する。

サッと理解できてしまう子にとっては待たされる時間はもったいない。

理解に時間がかかる子にとっては置いていかれそうな時間にもなる。

こうした時間に無頓着になってしまうと退屈な子どもたちが出現します。

そりゃあそうです。

やりたいのに待たされる。

逆にもっと教わりたいのに待たされるなんてこともある。

そう考えると一斉授業じゃダメなんです。

ただ、ほとんどの人たちがイエナプランでいうブロックアワーを知らない。

学びの個別化・協働化なんて言葉だって聞いたこともない人たちもいる。

そんな学校現場に少しでも風穴を開けること。

それが今のボクにできることなのだと思っています。

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