季節を感じる子どもたちは学べる

教育

雨が落ちてきそうで降ることはなかった火曜日。

「大山、見えているから大丈夫でしょ」

教室から見える雨降り山(大山)の山頂を眺めながら朝イチは体育。

ちょっぴり寒いけれど子どもたちはどこ吹く風でした。

登下校中も季節感をたっぷり味わえる通学路でやって来る子どもたち。

春になれば川沿いに芝桜や桜が咲く。

夏になれば麦を収穫できる。

秋になれば黄金色の田んぼで稲刈り。

冬になれば丹沢・大山の雪を楽しめる。

こういった立地にある学校は珍しいと言っていい。

だから…

テストの点を取ればいいだけの勉強ではなく…

リアルな世界からの学びがあるのです。

とにかく夢中になって自然に触れてほしい。

もちろん、まだまだ森の中で暮らすような子どもたちには叶いませんが…

あちらこちらでカマキリを捕まえて、さらにバッタを捕まえる。

一緒に飼育箱に入れて、そのうちカマキリがバッタを食べ始める。

「うわー!グロい(汗)」

と言いながら子どもたちは観察するけれど、餌になることは知っているのです。

校庭に落ちているドングリを大量に集めてくる。

ビニール袋が切れそうなほど(笑)

「銀杏の葉が黄色くなっていたよ!あげるね」

秋から冬へと向かうことがよくわかる葉っぱをもらいました。

これからは色鮮やかな紅葉が教室に届くことでしょう。

さまざまな自然に触れることができる環境で学べるってありがたい。

感じることができる子どもたち。

「季節を感じる子どもたちは学べる」

そんなことが垣間見える一日。

11月のスタートです。

今月もどうぞよろしくお願いいたします。

タイトルとURLをコピーしました