「サッカーを愛する皆さん、ご機嫌いかがでしょうか」
このフレーズに反応できる皆さんは同世代か先輩たちですね(笑)
「お前らサッカーなんかやってんの?」
冷ややかに見られた少年時代があります。
当時は野球全盛期。
みんな「長嶋さん」や「王さん」を目指していました。
ところが偏屈な子どもたちはいるもので…
市内でも「盆地外」と異端児扱いされていたボクらには…
「サッカー」がありました。
「大根小学校」
さて、なんて読むのでしょう?
ボクらの母校です。
正解は…
「おおね」
そこに1977年に「大根サッカークラブ」ができました。
チーム名は「RADISH」
「なんだよ。次の相手はダイコンか(笑)」
相手チームにバカにされたもんです。
創立2年目には県内の強豪ひしめく県央大会を制覇。
創立4年目の1980年には全日本少年サッカー大会に出場。
まあ、ちょっとしたもんです。
「もうボール持ちすぎるから取られちゃってさー」
と応援する母ちゃんたちがイライラするほどボールを保持しちゃう。
当時はポン蹴りサッカーが主流でしたから、これまた異端。
みんなと同じようなことは妙に嫌うので変な人たちを多数輩出(良い意味で)
LUNA SEAのメンバーもいたりする。
「お前の一番好きなプレーはなんだ?」
今でも元気な監督は子どもたちに尋ねます。
「シュートです」
「じゃあ、なんで打たないんだ?」
「・・・・・」
「白い枠が見えたら、どこからでも打っていいんだよ」
これは44年前のボクの話。
数え切れないほどのOB・OGを輩出している。
「プロサッカー選手をつくるクラブではない」
と監督は力説するも2022天皇杯を制覇したOBもいる。
面白いのは毎年1月3日は「初蹴り」があってOB・OGが集まる。
中学生から大学生あたりのガチンコ対決が面白い。
今日も狭いピッチで若者たちが楽しそうにボールを蹴っていた。
おっと…
今日のテーマは「ボールを蹴ると、どんないいことがありますか?」だった。
答えは…
「ボールを蹴りながら人々が繋がること。そして多世代で楽しめること」
ボール一つで世界中の人たちとも繋がることができる。
サッカーって素晴らしいスポーツですね。
「いつまでもサッカーを楽しめればいいんだよ」
ただただボールを蹴ることを教えてくれた皆さんに感謝。
ということで正月休みも終了です。
さあ、仕事モードに切り替えましょう。