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【蹴球親楽】第1回:こどもの日に思うサッカー少年たちの成長過程

サッカーを続けることは大切だよね。

サッカーを続けることは大切だよね。

ゴールデンウィークは、U-12(小学生)からU-23(大学生)までの各年代のサッカーを観戦。

我が家の子どもたちも各年代それぞれでサッカーを楽しんでいます。

今日はこどもの日、それぞれの試合を観て感じたサッカーに必要なことについて触れたいと思います。

 

【U-12】自由にボールを運び、追いかけ、自分のやりたいように楽しむ時期。

子どものサッカーは、大人のそれとは違います。

周りを見ることも難しい年代であり、ボールをひたすら追いかけて走り回ることから始まります。

また、上達のスイッチも入る時期が違うので他の子どもたちと比べてイライラしないでほしいと思います。

この時期に特に大切なことは、次の3つです。

1.家族で楽しむこと

2.できたことをほめてあげること

3.子どもの自由な発想を大切にすること

 

【U-15】だいぶサッカーらしくなってくる年代。でも「止める」「蹴る」「運ぶ」はレベルアップできる時期。

まだまだ上達する中学生年代

U-15になるとサッカーもだいぶ大人に近づいてきます。

でも、この時期に間違ってはいけないことは個々のスキルをないがしろにしてしまうこと。

クラブなどでは勝利を優先するあまりにスタイルを押しつけて、それぞれの選手が持つ個性を奪ってしまうことがあります。

大きく育てようと思ったら、いくら名前のあるクラブでも入団は避けたいものです。

我が家の子どもたちは、幸い指導者に恵まれているので自由に且つ個々のスキルアップができる環境にありました。

思春期でありポジティブな脳も形成されていく大切な時期です。できるだけネガティブな言葉も避けたいものです。

この時期に親として大切なことは3つ

1.まだまだ個々のスキル「止める」「蹴る」「運ぶ」が大切だと理解すること

2.どんなことでも自分から積極的に取り組むことをサポートすること

3.さまざまな学習を通して「考える習慣」をつけること

 

【U-18】「止める」「蹴る」「運ぶ」は大切でスキルアップは欠かせない。インテリジェンスが求められる時期。

パワフルになってくる高校年代

この年代になると戦術的にも理解度が深まってサッカーがわかってきます。

サッカーには、さまざまな駆け引きがあり奥も深いのでインテリジェンスが結果を左右することもあります。

フィジカルがついてくる頃でもあるのでカラダのメンテナンスをしっかりと行うことは重要になります。

また、世の中にあるいろいろなことに興味も持つ年代でバーンアウトも起こる時期です。

日常生活を整え、学校でもしっかりとした生活を送ることは重要な要素となります。

この年代では、

1.より自立した行動を推奨しサポートすること

2.カラダのメンテナンスに配慮し生活全般を整えること

3.学ぶことを奨励すること

 

【U-23】すっかり大人のサッカーを繰り広げる年代、努力を怠らず更にレベルアップを目指す時期。

勝利の瞬間は最高!

ここまで来ると「止める」「蹴る」「運ぶ」のレベルは更に高いところを求められます。

一瞬で勝負がついてしまうので予測する力も重要となります。

観察することはもちろんですが、相手の弱点をつく「発見する力」も大切な要素です。

フィジカルもより強くなるのでしっかりとトレーニングをしたい年代、生活の乱れは見事にプレーに直結するのでサッカーそのものよりもライフスタイルの見直しも必要になってきます。

大学生年代では

1.ちゃんと応援してるぞと何気なく伝える

2.大人としてのふるまいを学んでもらう

3.プレーができる環境にいられることに感謝する

 

【まとめ】何よりもポジティブに子どもたちを支えることが蹴球親楽

我が家の3兄弟を見ても歩み方はそれぞれです。

兄弟間を比較して「お前はダメだ」とネガティブな言葉を発してはいけません。

もちろん他の子と比較してもダメです。人はそれぞれが違うのですから…

できたことをたくさん見つけてあげてください。

「あのパスは良かったね」「よくあんなところに走っていたね」「大きな声で味方を助けたね」とかいろいろ見つかります。

また、サッカーに必要なことを大人も子どもたちと一緒に学ぶといいと思います。

「え?サッカーなんてわからない?」

大丈夫です。アウェーに身を置くと人としても成長するのですから。

それでは皆さんも楽しんで!

Enjoy football !