雨も上がって晴れ間を期待した日曜日。
残念ながらスッキリとした青空は広がらなかった丹沢・大山の麓。
午前中はJ-WAVEを聴きながらPCであれこれと作業。
新たなシーズンを迎えるにあたり、あれこれとやることがあるのです。
昼頃、母から久しぶりに「おはぎ」を作ったと連絡があったので実家へ。
80代の父はLINEの説明本のページをめくっている。
時代が大きく変わっていることを実感する光景です。
夕刻、いつもの朝散歩コースへ。
犬を連れて向こうからやって来たのは中学校時代の先輩。
この地区で農業を営んできた大農家の末裔でもある。
そんな先輩から聞かせてもらったのが農業経営と相続の難しさ。
空き家問題だけでなく、農地をどうするのかも大きな課題です。
後継者不足だけでなく、農地を維持しにくい仕組みがあるようです。
あれこれ教えていただいて、いつもの山道を降りると見慣れた軽トラが…
梨、葡萄、蜜柑も栽培する専業農家さん。
久しぶりにあれこれとお話をすることができました。
「昭和45年まではタバコも生産していた」
「高度経済成長期、同級生たちは会社勤めを選んで地域から出ていった」
「梨の木は50年、葡萄は40年、蜜柑だって40年、だんだん元気がなくなっている」
里山保全の話も聞くことができました。
住宅地ができて人口が増えた影で、地元の人たちの生活も変化を続けて来た。
お二人の話を聞く限り地域の農業政策は失敗している。
同じような話を新潟、福島、長野でも聞いてきたので日本の農業政策の課題ともいえる。
「食と農」の課題はボクらの生活から切り離すことができません。
とても大切な問題なのに、ボクらは現状を知らなすぎる。
あれこれと教えていただき、打ち手を考えたいと思います。