ちょっぴり肌寒い丹沢・大山の麓から列車に揺られて筑波山を望む石岡市へ。
JR常磐線石岡駅は東京駅から特急で1時間ほど。
ホームに降りたってみると古い町並みが目に留まります。
西口方向が昔ながらの商店街のようなので歩いてみることに。
古くから水戸街道沿いにある大きな商業地域であったことが分かります。
その昔は常陸国府も置かれており、常陸平氏が約700年間君臨した地域。
「まちなかの登録文化財」として11軒もの建物が登録されています。
様々な業種の商店が並んでいることから、この地域で産業が成り立っていたことが分かる。
「この街並みを維持することや、賑わいを取り戻すにはどうすればいいのだろうか」
自然豊かな地域でもあり移住先としては、ボクらの丹沢・大山の麓とライバルかも。
石岡市中心部における都市空間の特性(筑波大学)
http://www.geoenv.tsukuba.ac.jp/~chicho/nenpo/16/00.pdf
さて、本日の「くわさんぽ」
目的地は石岡市立東小学校。
全校児童は500名を超える中規模校です。
昼休みと午後の授業を見せていただいた後に研修会。
テーマは「自分に気づき、そして知る。相手に気づき、そして知る。」
4月ということもあり、まずは先生たち同士のネットワークづくりから。
先生たちは、学校の中で先生としての顔で仕事をしています。
同じ学年を組んでいる先生のことでさえ、よく分かっていないことがある。
それぞれの本当の顔が見えない中で仕事をしてしまう。
「先生」である前に「一個人」ということを忘れると辛い状況になることも。
素の自分でいられる時と楽なんですよね。
そんなわけで…
それぞれを自己開示するためのアクティビティを長めに設定。
たくさんのおしゃべりをしてネットワークを築いていく。
「えー!それは知らなかったー(笑)」
「なになに!それっておんなじ!私も大好き(笑)」
「なにそれ?おもしろそー!教えて!教えて(笑)」
回を繰り返す毎に笑顔が増えてリラックスした空間になっていく。
「なぜ、こういうことが大切なのか?」
解説を加えながら、あっという間の90分。
4月のお疲れが少しでも取れたなら幸いです。
そして…
夜は先生たちや市教委指導主事、教育委員さんと懇親会。
あれこれと教育談義が繰り広げられ多くの学びをいただきました。
研究主任さんがボクと同じ幼稚園出身だったというオマケ付き(爆)
長い人生の中で2人目の若竹幼稚園卒園生に出会いました。
完全に引き寄せてますね。
ということで石岡市の皆さま、ありがとうございました。
7月が楽しみです。