鉄道開業150年に思う学校のこれから

列車は北へ向かう 教育
列車は北へ向かう

鉄道開業150年という記念すべき日。

晴れるのかと思いきや南岸にある前線のおかげで雨も降る金曜日となりました。

各地ではイベントが行われていたようです。

鉄道はボクらの生活には欠かせない。

全国各地に行くことができるのは線路が張り巡らされているから。

ボクにとって重要な駅のひとつに「上野駅」があります。

父の故郷である津南、母の故郷である会津、どちらもここが出発点です。

数え切れないほど多くの方々の物語があるはず。

できるだけ円滑に輸送ができるように進化を遂げてきた150年。

新幹線の整備によってグッと地方が近くなった。

駅も改良を重ねて乗り換えもグンと楽になった。

一方で自動車の普及や地方の過疎化が進む中で課題も山積み。

赤字路線、廃線、働き手不足…

上下分離方式を採用して再開した只見線とて存続には難題ばかりです。

とはいえ、そんな課題もクリアしていこうとするのは人の力なんですね。

駅はハブであり主役は通過する人たち一人ひとり。

そんなボクらが知恵を出しながら守りたいものを守る。

さて、学校はどうでしょう。

実は開校して150年を迎えようとする学校は多いのを知っていましたか。

「岐路に立つ鉄道」と同様に「岐路に立つ学校」がもっと注目されていい。

相変わらずのスタイルで授業をする教室ばかり。

世の中、これだけ変わってきているの黒板を背にしてチョークで文字を書く。

教卓の前に立ち話を延々とする先生たち。

そんな話を静かに聞いている子どもたち。

歪みは不登校児童生徒の増加、教員採用の低迷にも顕著に現れています。

文部科学省のめざす世界観も現場には浸透せず…

一部の研究校や実践者によってのみチャレンジが続けられている現状。

学校もハブであり主役は通学する児童生徒一人ひとり。

そんなことをボクらは忘れていないだろうか。

「学校はガラパゴス」

本当にその通りかもしれないという場面に遭遇する機会は多い。

みんな疑問を持っているはずなのに変われない学校現場をどうするのか。

まちづくりの観点からも考えていきたいものです。

チャレンジは続く…

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