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古道を歩いてみると何が分かる?

古道を歩いてみると何が分かる?

朝から青空が広がった丹沢・大山の麓。

夏日にはならず程よい気温が嬉しい水曜日です。

昼過ぎからラジオの収録があるのでスタジオまで歩くことに。

Googleマップだと「11km、2時間20分」とある。

「まあ楽勝だな、ところでひょっとして大山道?」

途中から伊勢原・大磯線と呼ばれる道路を歩くことなる。

この地域にある道は、たいてい大山へ繋がっているんですよね。

そんなわけでググってみたら、やっぱりそうでした。

各地からの大山道
https://www.fujinsha.co.jp/oyamakaido/

こちらの「金目道」「国府新宿道」を通る。

そんなわけで「くわさんぽ」スタート。

まずは金目川を目指して歩を進めます。

子どもの頃からは考えられないほど宅地が広がった真田を南へ。

ずいぶんとまあ新しい家が建っている。

金目観音の脇を通り川を渡り更に南下します。

昔ながらの狭い道をクネクネと歩いたら丘の上に。

平塚吉沢からみる大山

途中、江戸時代に建立されたという出羽三山信仰の碑があります。

同じようなものは鶴巻温泉にもある。

気になって説明板を読むと雨乞いに通じる信仰だったことが分かります。

飢饉がたびたびあったことも関係しているんですね。

吉沢小学校の北側は狭い山道を歩きます。

ここだけ整備されていないので迷ってしまいましたが無事に通過。

やがて、金目道から国府新宿道(県道、伊勢原・大磯線)へ。

この辺りも農業が盛んな地域。

最近、めっきり減ってきた酪農家もまだいるようです。

やけにカラスが多いと思ったら直下は牛舎。

懐かしい香りのする地域が続きます。

この地域のお宅の玄関先には大山阿夫利神社のお札が貼ってある。

そして、小さな水路沿いに家が点在している。

当たり前といえば当たり前なのですが…

水を大切にしてきたことがよくわかるのです。

自然を相手に生き抜いてきた先人の知恵が垣間見える。

「なるほど、そこに家があるわけだよね」

そう考えた時、山を削って宅地開発をしてしまったとか…

どうなんだろうって思ってしまいます。

先人たちの知恵、お借りしたいものです。

往復24km、よく歩きました。

桑原 昌之

スポーツ、教育、暮らし&まちづくりなど自由気ままに。
教育研究家・秦野市議会議員
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