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これからの教室に必要なことって?

ベンチのある教室
ベンチのある教室

気持ちの良い風が吹いた丹沢・大山の麓。

最高気温も25度には届かず過ごしやすい金曜日でした。

夕刻、小田急と相鉄で横浜へ向かいました。

横浜駅は多くの人で大混雑、久しぶりにサイドステップを多用して目的地へ。

元官僚の皆さんや大手ICT企業の社長さん、コンサルティング会社の方と懇談。

会場はインド料理屋さんで、これがなかなか良い感じでした。

「DX」「ワーケーション」「ウェルビーイング」などの話も出てきた。

これらのキーワードは、これからの学校づくりにも大いに参考になります。

外の世界と繋がることは簡単なのに、学校はまだ校内の枠から飛び出せない。

旧態依然とした黒板を使って授業をしている。

「板書がめちゃくちゃきれいで、掲示物も見やすいよね」

「授業の流し方が良くて、分かりやすいよね」

「しっかりと子どもたちをコントロールできて凄いよね」

なんてことを平然と話していたりする。

この昭和、平成感満載の学校をなんとかせねばなりません。

一人一台のタブレット端末を持ち、インターネットへもアクセスできる。

学校の先生が教えるのではなく、外部の専門家の力を容易に借りることができる。

ボクなんかよりも最高に分かりやすく説明してくれる動画だってある。

いわゆる教育系コンテンツはネット上にあふれているのです。

「でも、やっぱり自分で教材を作るって大切なんですよ」

なんてことを当たり前のように話す先生たちもまだまだいるのだけれど…

本当にそれが子ども一人ひとりが主体的に学ぶ環境になるのであればOK。

でも、そうはなっていないから不登校は増えてしまうのです。

だって、授業がつまらないのですから…

じーっと座ってよく分からない先生の説明を聞くのは修行でしかありません。

正直つまらない。

授業スタイルをガラッと変えることです。

極端に言えば、先生が教えることをやめること。

「いやいや、それでは威厳が保てない」

なんて少しでも思ってしまったら、子どもたちとの関係性を見直してほしい。

「教室はだれのもの?」

という最も大切なことを問い直してほしいと思います。

ここ数年で学び方そのものを問うような学校も登場している。

やがて全国に広まるであろう学びのスタイルもある。

でも…

まだまだ、従来のスタイルを踏襲しているだけの学校ばかり。

「子どもたちも先生たちも苦しいだけの学校」が継続されていく。

そうこうしているうちに不登校や支援が必要な子が増え続ける。

教室のあり方が問われています。

もう昭和、平成を引きずった教室づくりはやめましょう。

これまでの学習スタイルに疑念を持ち、子どもたち一人ひとりの物語を大切に。

全体から子どもたち一人ひとりへ。

そして、教職員一人ひとりの持っている力が最大化される働き方を。

コロナ禍を脱した今こそ皆さんと考えたい。

「これからの教室に必要なことって?」

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