まだまだ紅葉が楽しめそうな週末。
大山で学びの場があり自転車で登ってきました。
小学校の正門前で目に入ったのが「みんなの学校」という看板です。
「学校をつくるのはだれ?」
そんな問いが生まれました。
毎年のように子どもたちが入学してくる。
進級したり卒業したりもする。
先生たちも異動があって入れ替わる。
まるで川の水が流れるように学校の物語は続きます。
「教室では担任の先生が学級をつくるものだ」
若い頃は、そんな思いが強かった。
子どもたちに話し合いをさせて学級目標をつくる。
でも、それはボクの誘導によってつくられたものに過ぎないことも多々ありました。
完全に学級目標にとらわれていたなあと反省してしまいます。
だからなのか…
なんだか教室が落ち着かない。
子ども同士のトラブルが絶えない。
授業をしてもうまくいかない。
あれこれ悩みました。
そんな時に出会ったのがスポーツマネジメントの世界。
プロや地域のスポーツクラブをつくるために必要なことを学ぶ。
そこで学んだのが「みんなでつくる」ということ。
教室には子どもたちがいる。
みんなで自分たちの空間をつくる。
大切にしたいことを根っこに置いて。
組織が大きくなっても同じ。
学校づくりも教室づくりも変わらない。
「みんなでつくる」
大変なんだけど大切なこと。
「みんなの学校」って看板いいなあ。