「これからの教育を考える20冊」について、ゴリくんの記事を読みながら考えてみました。
ゴリくんこと岩瀬直樹氏は、我が母校の教職大学院准教授…
アムステルダムの友(笑)でもあります。
読書家でもあり、自身の著書も多数ある。
そんな彼による20冊はこちらです。
【修正しました!20171119朝版】独断と偏見による、これからの教育を考える20冊。
どうやらボクとはアプローチが違うことが分かります。
「ボクはどんな分野の本を読んできたのだろうか?」
書棚に目をやると、こんな本が出てきました。
[amazonjs asin=”4822264114″ locale=”JP” title=”星野リゾートの教科書”]
この本は早稲田の書店で購入したのをよく覚えています。
大学院でスポーツマネジメントを学んでいた頃です。
ビジネスについて学んだという時期でもあり、この手の書籍はホントによく読みました。
[amazonjs asin=”4478371520″ locale=”JP” title=”競争の戦略”]
[amazonjs asin=”4621066137″ locale=”JP” title=”コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント基本編 第3版”]
[amazonjs asin=”4478003343″ locale=”JP” title=”プロフェッショナルの原点”]
マーケティングの世界で行われている思考法などを教育現場に置き換えて考える。
既存の仕組みのままでは衰退するだけの企業に教育を重ねて考え出した頃です。
このまま進むだけでは学校の魅力は消え失せてしまうのではないか。
だとしたら、どこを変えていけばいいのか。
ありのままの姿を捉えて環境分析を行いながら学校をより魅力的なものにする。
そんなことを考えていた頃です。
[amazonjs asin=”4478330247″ locale=”JP” title=”真実の瞬間―SAS(スカンジナビア航空)のサービス戦略はなぜ成功したか”]
お客様はスタッフと接する短い時間=「真実の瞬間」の中で、企業を評価する。
これを先生と子どもたちに置き換えて、ハッとさせられたものです。
たしかに教室にはいるけれど、実際に個々の子どもたちと接する時間は短い。
となると子どもと接する瞬間が勝負です。
サッカーで言うと、ボールに触れる時間は短いけれど一瞬で結果を出すというような感じ。
子どもたちが学習と触れる機会だって瞬間が勝負になると考えられます。
そこで、子どもたちが自分で考えて行動できる体制が不可欠だったりします。
[amazonjs asin=”4822740315″ locale=”JP” title=”ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則”]
[amazonjs asin=”4822242633″ locale=”JP” title=”ビジョナリー・カンパニー 2 – 飛躍の法則”]
[amazonjs asin=”4822248178″ locale=”JP” title=”ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階”]
[amazonjs asin=”4822249239″ locale=”JP” title=”ビジョナリー・カンパニー4 自分の意志で偉大になる”]
そんなわけでビジョンも大切です。
「子どもたちの耳にタコができるくらい言い聞かせる。」
ボクが子どもたちに身につけて欲しいのは「高性能自立型エンジン」
自由に動き回ることができるエンジンを搭載して、自分の人生を大切に生きる。
そのためにもビジョンを語り続けるのは大切だと思っています。
[amazonjs asin=”4478100675″ locale=”JP” title=”社員の力で最高のチームをつくる――〈新版〉1分間エンパワーメント”]
子どものパワーを引き出して、一人ひとりのやる気を高めることで学びをバージョンアップ。
学習に必要な情報を提供して、責任をもって学ぶ気持ちにする。
学習の目的、目標を明確にし、自分で管理する領域をつくる。
トップダウンの組織をやめ、自分たちでコントロールするチームに変える。
そんな子どもたちに成長して欲しい。
正直に言えば、エンパワーメントの実現には困難もあります。
カオスの時期を乗り越える覚悟が必要になるからですが、何とかやってます。
[amazonjs asin=”447850119X” locale=”JP” title=”ONE to ONEマーケティング―顧客リレーションシップ戦略”]
こんな本も参考になります。
それまでのザックリした平均的なサービスをやめる。
いわゆる、子どもたちの階層によって提供するプログラムからの脱却を図るのです。
子どもたち一人ひとりを分析して個々のニーズに応えるようにしたい。
そんな思いが今の教室を創っています。
[amazonjs asin=”406288254X” locale=”JP” title=”教育の力 (講談社現代新書)”]
[amazonjs asin=”4761923636″ locale=”JP” title=”問い続ける教師―教育の哲学×教師の哲学”]
[amazonjs asin=”4535563292″ locale=”JP” title=”勉強するのは何のため?―僕らの「答え」のつくり方”]
[amazonjs asin=”4761921625″ locale=”JP” title=”みんなのきょうしつ”]
[amazonjs asin=”4845113767″ locale=”JP” title=”せんせいのつくり方 “これでいいのかな”と考えはじめた“わたし”へ”]
[amazonjs asin=”4862761402″ locale=”JP” title=”学習する学校――子ども・教員・親・地域で未来の学びを創造する”]
もちろん、こういった本も読んでいます。
学び方や教室の在り方について考えることが多いでしょうか。
教育哲学的な分野といってもいいでしょう。
いわゆる教育技術的なものは読みません。(笑)
これらの本にスポーツ分野が入ってきます。
パッと思いつくのは、以下の3冊です。
[amazonjs asin=”4575312487″ locale=”JP” title=”超「個」の教科書 -風間サッカーノート-“]
[amazonjs asin=”406220357X” locale=”JP” title=”ハードワーク 勝つためのマインド・セッティング”]
[amazonjs asin=”4862552072″ locale=”JP” title=”子どもが自ら考えて行動する力を引き出す 魔法のサッカーコーチング ボトムアップ理論で自立心を養う”]
まあ、ボクの読書傾向としては…
「スポーツ×教育×経営学&組織学」
そんなところでしょうか。
分野別だと、まだまだたくさんの本がありますが、今日はこの辺で。
ちなみに次に読む本はこちら↓
[amazonjs asin=”4794810806″ locale=”JP” title=”「学びの責任」は誰にあるのか: 「責任の移行モデル」で授業が変わる”]
これもしっかりと読まないといけませんね。
Good Luck.