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何とも和やかな保育園運動会は衝撃的

何とも和やかな保育園運動会

何とも和やかな保育園運動会

今日は文化の日ということもあって、各地でイベントがあったようです。

地元、東海大学では建学祭、秦野市でも市民祭りもありましたが、

ボクはJR相模線に乗って孫の初めての運動会へ行ってきました。

「え?お孫さんいるんですか?」

なんて驚かれますが、2歳になるサッカーボーイズ1号ジュニアがいるのです(笑)

そんな彼にとって初めての運動会は、なんと人工芝グランドでした。

楽しく踊ったり、ゴールエリアを走ったりして90分で終了という緩やかな運動会。

実は、この保育園は各所にあって、複数の園が当日に集合しています。

長らく小学校でガンガン練習をして運動会を開催する側にいたボクにとっては衝撃的でした。

「あー!こんな和やかに運動会ってできるんだなあ。」

保育士さんたちは工夫を凝らしてゴールテープを作っている。

ゴールテープを切るのではなくてゲートをくぐるような感じの徒競走。

そこには競争っていう感覚もなく、ただ楽しく走るという子どもたちの姿がありました。

にこにこ笑いながら走る。

そして、ゴールに向かうかと思えば、全くもって違う方向へ走り出す子どもたちもいる。

走るのが何だか嬉しいのであって、ゴールなんてどうでもいいのです。

そんな子どもたちを笑顔で優しく見守る保護者の皆さんたち。

保育士さんたちも終始笑顔で子どもたちを叱るなんてこともない。

ダンスだって各園で練習はしていたのだろうけど無理がない。

「どこかで見た感覚だな?」

そういえば市民体育祭ってこんな感じですよね。

近所のおっちゃんたちが真面目に走っている姿を見て、おばちゃんたちが笑っている。

みんなで集まってゲラゲラ笑って何だか楽しい。

クオリティなんてどうでもいい。

なのに、どうして小学校の運動会ってビシッとしちゃうんだろうか?

「こんな感じでいいじゃんね。」

孫の笑顔を見ながらそんなことを思った文化の日でした。

桑原 昌之

くわさん✨️
スポーツと教育の現場に関わる教育研究家
「ともに歩もう、この先の秦野へ」秦野市議会議員
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教育
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