何だか寒さはどこへやら、テントウムシがブンブン飛び回るという一日でした。
そんな天気に誘われたというわけではありませんが郵便局へ行ったついでに気になる場所へ。
その場所はこの柿の木の向こうに見える山の中にあります。
「ちょっと分かりにくいけど、行ってみればゲートがあるから」
と地元の方に教えていただいた記憶を辿りながら民家の裏にある道を登っていきます。
するとちゃんとゲートが目の前に現れました。
入ってすぐ左にある大きな岩の上に石灯籠は何とも奇妙です。
「この岩はもともとあったんだよね?」
なんて考えながら参道を目指します。
ほぼ東向きの参道は急な石段になっています。
「危ないところもあるから気をつけてな。」
と言われたことを思い出しながらそろりそろりと登ってみました。
石段を登り終えると何とも素敵な秋の風景が目の前に現れます。
ここからは石畳になっていますが左右が急峻な崖なので、ちょっと怖い感じがします。
紅葉に見とれていたら転落してしまいそうです。
石畳の先には再び階段が見えてきて、その先に小さな社があります。
こんな小さなスペースに建立されたのはどうしてなのでしょう?
なんの目的で建てられたのでしょうか。
その昔、下仁田方面からやって来た人も多かったと聞く地域だからなのでしょうか。
どうしてここに「妙義神社」があるのでしょうか。
興味が尽きないので、図書館でも調べてみたいと思います。
神社の向きがいつも気になるボクはコンパスを起動して社正面に立ちました。
すると見事な真南を指すではありませんか。
いつの時代なのかは知りませんが、どうしてこんなふうに建てられるのか謎ですね。
不思議でたまらない気持ちを抱えながら参道を下ることにしました。
これがまた気をつけないと転落しそうな感じで、緊張感たっぷりの下山。
そこで、またまた見つけてしまった石垣があります。
「ひょっとして山城であったのだろうか。」
なんて疑問がふつふつと湧いてきます。
ボクにとっては、イエナプランでいう「刺激」と「問い出し」の時間となったようです。
さて…
明日は茂来館へ行ってみようかな。
大人のワールドオリエンテーションは続く。