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「人生には正解はない いろいろやってみよう」

「なぜ僕らは働くのか」(池上彰)

「なぜ僕らは働くのか」(池上彰)

今日も梅雨空の大日向。

梅雨は必要なことだから良いとして日照不足が続いています。

トウモロコシはどこもかしこも生育不良らしく、子どもたちが育てているのも小さいまま…

そんな梅雨の時期の子どもたちには教室がよく似合う。

さて、こんな本が教室にありました。

タイトルもそうだけどイラストにも惹かれて手にしてみました。

これがなかなかよくできている。

「小学生高学年から中高生向けかな」

と思ったけれど児童書のカテゴリーらしい。

そして、これがなかなか面白い。

各章の冒頭は漫画になっていて、ちょっとしたストーリーに引き込まれます。

その後半部分には解説がある。

「なるほど、これを持ってくるのね」

ビジネス系の本を読みまくって来たので引用部分に妙に納得してしまう。

子どもたちに育みたい、そして常に自分自身も持っていたいなって思うことがあります。

好奇心:たえず新しい学習の機会を模索し続けること
持続性:失敗に屈せず、努力し続けること
楽観性:新しい機会は必ず実現する、可能になるとポジティブに考えること
柔軟性:こだわりを捨て、信念、概念、態度、行動を変えること
冒険心:結果が不確実でも、リスクを取って行動を起こすこと

計画的偶発性理論とは?クランボルツ教授によるキャリアの考え方 [キャリアプラン] All About
計画的偶発性理論とは?キャリアについての考え方をわかりやすく!「計画された偶発性理論(プランドハップンスタンスセオリー)」をご紹介。「個人のキャリアの8割は予想しない偶発的な事象によって決定される」とし、偶然を計画的に設計してキャリアを良く...

スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授によって提唱されたこの理論。

「個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される」

これ、本当にその通りだっていう実感があるのです。

ボクは長らく「人生という名のボールは転がり続ける」って言いながら生きている。

そんな自分を振り返ってみるとボクの周りにいる人は、この5つを大切にしてくれていた。

「あれやっちゃだめ!これやっちゃだめ!」

なんてことは絶対に言わない。

「あれ?もうやめちゃうの?もう少し頑張ってみれば?」

なんて応援してくれる。

「まあ、なんとかなるから大丈夫だよ。笑って!」

とボクがへこんでいても、そう言って励ましてくれる。

「行き詰まった?じゃあ、こんな方法もあるかもよ」

なんて新たな視点を与えてくれる。

「やってみればいいよ。チャレンジしない後悔の方がイヤでしょ」

そう言いながらチャレンジを共に楽しんでくれる。

そんな人たちばかりだなって思うのです。

他にも感じたことはいろいろあるんだけど、後は本書を読んでください。

「人生には正解はない いろいろやってみよう」

最後にはこう書かれています。

そうなんだよ。

何でもそうだけど正解はない。

あるのは、その時に下した決断で行動した結果が残るだけさ。

だから、いろいろやっていみたらいいよ。

桑原 昌之

くわさん✨️
スポーツと教育の現場に関わる教育研究家
「ともに歩もう、この先の秦野へ」秦野市議会議員
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教育
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