厚木荻野運動公園にて関東大学サッカーリーグ戦第4節が行われたので観戦。
東海大学は平成国際大学に3-2で勝利してホッとしているところです。
関東には1部と2部の24チームが凌ぎを削っています。
各チーム部員数は平均約100名という大所帯
前半戦パンフレットから部員数を拾ってみました。
【1部】
専修大学 108
明治大学 69
早稲田大学 63
中央大学 75*
日本体育大学 258
筑波大学 101
国士舘大学 147
流通経済大学 238
慶應義塾大学 109
順天堂大学 41
東洋大学 55
桐蔭横浜大学 79
合計 1343名 平均 112名
【2部】
東京学芸大学 60*
神奈川大学 60*
法政大学 47
駒澤大学 70
関東学院大学 79
拓殖大学 200
朝鮮大学校 54
平成国際大学 43*
東海大学 55*
青山学院大学 90
東京農業大学 60
東京国際大学 274
合計 1092名 平均91名
どのチームも大所帯で試合をさせるのも大変な状況なのだと推察します。
大学サッカーの強化は、ジュニアサッカー界にも重要だ!
これだけの部員を抱えながらも、各大学はトップチームはJリーグクラブやJFLのクラブとTRMを行って強化を図り、サテライトチームは社会人、高校生とのTRMをこなしたりしています。
また、Iリーグも創設されておりリーグ戦の強化にも繋がっており、中には社会人リーグへ参加している大学もあります。
大学まで続ける選手たちは、経験も豊富であり、スポーツ系の学科などサッカーの指導にも重要な知識も持ち合わせているため、卒業後にジュニアサッカーの現場にも出てきてくれることはありがたいことです。
というのも、大学あがりの選手たちは「がんばれる」のです。
教育の現場においても大学までプレーしてきた人たちは、グイグイと仕事をやってくれます。
情熱、根性とも「はなまる!」という人が多いのです。
彼らが指導の現場に降りてきてくれることは、とてもいいことだと思います。
もっと大学スポーツを子どもたちが観られる環境をつくろう!
観ていてもったいないと感じるのは、ジュニアサッカーチームの子どもたちが大学サッカーを身近に感じてくれるような施策がないこと。
これからの大学は、地域密着をより進め街になくてはならない存在となり、地域住民にもアカデミックな場を提供する必要があると思います。
地域に根ざすからには、もっと学内で行われるスポーツを観てもらうというような施策を打つべきです。
親子で散歩がてらに大学内で行われているスポーツを観ることができたら、子どもたちにとってもスポーツは身近な存在になるはずです。
そして、大学生たちと接してボールを蹴ったりできたら絶対に楽しいはず…
部員数を抱えている大学こそ、いろいろなポテンシャルがあるように思います。
大学とコラボして地域スポーツクラブが、子どもたちに情報を届けるのもいいかもしれませんね。