グランドに小さなマーカーコーンが置かれている。
とても小さい存在だけれど、なくてはならないものなんですよね。
子どもたちは、そこをめがけて集まったり、囲まれたスペースで遊んだりする。
みんなで楽しめるように、ピッチの大きさを考える。
「あれ?ちょっと小さすぎたな」あるいは「おっと!大きすぎだ」
なんてこともあって修正をするのも楽しみのひとつ。
それなりに背も高いので目立つだろうけれど、できる限りそっと置く。
そこには子どもたちの笑顔がある。
これまでいったい何個のマーカーコーンを並べて来たのかなあ。
数えておいたら面白かったかもしれないって思う。
子どもたちが学んだり遊んだりする場をつくるのがボクの仕事。
「何かをさせる」ためじゃくて「子どもたちが自ら動く」
そんな場づくりをすることが大好きなんですよね。
気がつけば、保護者や教職員・スポーツ指導者の皆さんの場づくりもさせてもらっている。
そこでも同じように「何かをさせる」ためじゃくて「大人たちが自ら動く」
「教える」とか大それたことはできないので「共に学ぶ」
どんな場であれ出会った人たちが笑顔になりますように。
これからも、そっと小さなマーカーコーンを置いていきたいと思います。
そんなことを考えた土曜日の夜。
皆さん、いつもありがとうございます。