朝から冷たい北風が吹く水曜日。
今夜は近隣の町から学習会に呼んでいただきました。
会場は40年以上前にサッカーの試合で行ったことのある小学校。
そこへ夜間なのに20名超の先生たちが集合。
さらにオンラインの人たちもいるので30名ほど。
その熱量にビックリでした。
どんなことを話しながらワークショップをしたかは改めて書きますね。
さて…
教える技術よりも大切なことは「○○らしさ」の話。
人間味がある先生たちってなんだか温かい。
その人がいるだけで何だか幸せな気持ちになれちゃうんですよね。
いつもニコニコしていて、良いオーラを発している。
「たたずまい」というか「あり方」というか。
嫉妬に苛まれたり、悲しい気持ちになったりもすることもある。
そんなネガティブな感情に負けることもありません。
どんな時でもポジティブなので子どもたちも明るいんですよね。
「いい授業ってのは、大好きな先生の授業なんだよね」
これ先日のオンラインミーティング確認できたこと。
その人らしさが子どもたちに伝わることって大切ですよね。
樹木でいえば地上に見えているところではなく地中に隠れている根っこの部分。
その先生のもつ背景、これまでの人生がにじみ出てくるような人間味。
ここが伝わると子どもたちはホッとするし心を開いてくれます。
もちろん、教育技術も大切なので磨き続けることも忘れないようにしたい。
親、教師、指導者として、ずっと学び続けることは必須ですよね。
とはいえ「やり方」ばかりを気にしていたら「あり方」がないがしろになります。
板書を間違えたり、伝えたいことが上手く伝わらなかったり…
いろんな失敗を繰り返しては、またチャレンジしていくってことでいい。
完璧な親、教師、指導者なんて誰ひとりいないんですから。
バタバタしたっていい。
全力で子どもたちと向き合えばいいのです。
そんな姿が子どもたちに愛されるんじゃないのかなあ。
子どもたちに向けられる情熱はそのまま伝わるから大丈夫です。
どんなに技術があっても心に響かなければ意味はありませんし。
教える技術よりも大切なことは「自分らしさ」を前面に出す。
得意なこと・好きなことを子どもたちに伝えてみること。
そうすれば、子どもたちは自然に心を開いてくれます。
その後は、どうなるかはご想像の通り。
きっとそこに笑顔があるはずです。