なかなか良い天気だったけれど、ほぼ一日中オンラインという土曜日。
ガラス越しに陽の当たる部屋で楽しみました。
10:00から夕方まで、たまたま見つけたをこんなイベントを視聴。
またやってほしい(笑)
やめるフェス。面白すぎて、どーしよう。またやりたくなってしまっている… pic.twitter.com/cNsBzWewGb
— 川原 卓巳|Takumi Kawahara (@takumikawahara) December 11, 2021
以下の皆さんが登場して対談。
① オンライン対談 (LIVE配信)
川原卓巳・近藤 麻理恵・武田 双雲・四角 大輔・仲山 進也・入山 章栄・木村 優紀子・島田 由香
② リアル対談 (会場配信)
澤 円・菅原 健一・石倉 秀明・安藤 美冬・齋藤 潤一
なんだかラジオを聴いているような感覚で楽しめた。
そうだなあ。
これまでの自分をふりかえるにも十分な内容だった。
ボクらには邪念がある。
「あんなふうになりたい」
なんて憧れを抱いて、いろんな知識を得ようと学ぶ。
学ぶことは悪くない。
むしろ良いことなんだけどね。
「あれもこれも」
って求め続けてカリスマ教師になろうとしていた時代があった。
「なんか違うぞ」
って気づいたのは40代に入ってからのこと。
それまでいろんなところに学びに行って、なんだかできる気分になっていた。
30代後半に指導主事になっていたことも大きい。
でも、知識はただの贅肉だった。
蓄えても使えなければ意味がないことに気づいてしまったのだ。
「まずは実践だ!」
ってことで一気に授業スタイルを変える決断をしたのは40代半ば。
それは、あれもこれもやってみる足し算じゃなくて引き算だった。
まず、自分だけで頑張ることをやめた。
分からないことは先生たちや子どもたちに聞きまくった。
それまでライバルだと思っていた職員室の先生たちの見方が変わった。
そして、教師と児童という関係性もやめた(に等しい)
結果として、みんなが「共に学ぶ仲間」になった。
だんだん、引き算をするようになって仕事がシンプルになっていく。
そうすると子どもたちとの関係の質が上がって楽しさは倍増したのでした。
同じ頃、それまで人生最大86kgだった体重も70kgまで落とした。
それもシンプルに不要なものを削ぎ落とすという行為にすぎなかった。
今はトレーナーさんがいう73kgを維持している。
そんなこともあって…
「やめる」ってことは重要なんだって実感がある。
いろいろ誤解している人もいるようなので言っておくね。
人生にゴールなんてない。「何を目指していますか?」なんて聞かれて「何も目指してないです」って爽やかに答える。その時々で「今やりたいことをやっている」だけだから。どこまで行けるのかなんてわからない。ゴールを決めて満足したら進化は止まる。人生という名のボールを転がし続けるだけさ。
— くわさん⚽一人ひとりの物語を大切に (@kuwamanjp) December 10, 2021
そう、これまで以上にシンプルに生きていきます。
どこへ転がるのかも未定だし、それはそれで楽しみたいって思っている。
さあ、明日はどこかなあ(笑)