まるで台風が接近しているかのような夜を越えた朝。
雨も上がっていたので散歩に出かけます。
八重桜は一気に散っているし、ツツジの花もあちこちらに飛んでいる。
樹木を激しく揺らした風は、多くの枝を地面に落とすことになりました。
時折、大きな枝を片付けながら雨上がりの山道を進んでいきます。
土砂が流れている斜面や堰き止められている場所もある。
大雨の季節は警戒が必要ですね。
毎朝、同じルートを天気に関係なく歩いていると様々な発見があります。
何か目的があって歩くのではなく感じたままに歩く。
そんなこともあって気になることは毎朝ちがう。
聞き覚えのない鳥のさえずりが気になる。
見たことのない花には吸い寄せられる。
もちろん、定点観測しているものもある。
教室を歩き回るときも同じようにしたいなって思います。
みんなが同じ目的で何かをしているときは観点がある。
その観点で子どもたちを見つめることも必要なんだけれど…
観点を決めずに見ることも大切だなって思うのです。
それによって新たな子どもの姿が見えてくる。
妙なバイアスを持たずに自然に飛び込んできた姿を感じるのです。
こうして少しずつ解像度をあげていくことが大切なんじゃないか。
そんなふうに思っています。
チャレンジは続く…