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「水はどこから?」と「米づくりのさかんな地域」

「水はどこから?」と「米作り」

「水はどこから?」と「米づくりのさかんな地域」

朝から丹沢・大山には怪しげな雲がかかる金曜日。

「ねえねえ、先週の金曜日と同じじゃね?」

「大雨になるかなー?」

「うーん、大丈夫なんじゃね?」

なんてことを子どもたちが話しています。

なんとか雨は降らずにすんで体育もできた。

ティーボールを楽しんでいる子どもたち、守備がハイレベルになっている。

お互いに声かけなんかもできていて面白い。

「あの先生、立っているだけだね」

低学年の子どもたちが教室からそう呟くのだそう…

「でも、みんな自分たちでどんどんやってるね」

担任の先生と一緒にそんなことに気づいてくれるたのだとか。

嬉しい話ですね。

まあ、たしかに立っているだけに見えるよね。

何をしているのかは秘密です(笑)

総合的な学習の時間に学校周辺を散歩。

「水はどこから?」と「米づくりのさかんな地域」を一緒にやる感じ。

ちなみに…

「水はどこから?」は小学校4年、「米づくりのさかんな地域」は小学校5年。

収穫が始まった麦畑と対照的なのが田んぼの様子。

田植えを終えたばかりで用水路から水が入っています。

「昔は、この水を生活にも使っていたはずだよね」

ちょっとタイムスリップしてみる。

用水路が整備されたのは明治から大正にかけて…

すぐそばに小さな川が流れています。

その川沿いに集落が形成されている。

でも…

その川の水ですら生活用水としては使っていない。

黄金色に輝く麦畑の横を通って川まで行ってみる。

「ん?川の水が逆流している?」

春先に見た川の様子とは明らかに違います。

よくみると取水堰がある。

どうやらそこから田んぼへと水が引かれているらしい。

「あー!だからあふれてるところがあるのか!」

用水路の一部から水があふれていることに気づく。

「これ、どっちへ行ってるのかな?」

どうやら学校脇のスポーツ広場の周囲を経由して公民館方面へ流れているらしい。

水の流れを追いかけながら歩きます。

でも…

水道に繋がるものはない。

公民のそばに止水栓と仕切弁を見つける

「ここに水道が来てるって証拠だけど、どっちから来てるんだろうね?」

用水路の水を追いかけつつ更に幹線道路沿いへ出る。

横断歩道上に仕切弁を発見。

「あれ?あそこにもあるぞ」

正門へ向かう歩道上にもある。

「毎日、通ってんのに気づかなかったなあ」

とここで問題が…

「あれ?あっちの方が高い気がするなあ」

たしかに川の方角である東ではなく西の方が高い。

「ん?でもさ、浄水場って東だよね???」

更に謎は深まった金曜日。

こういう学びが面白いんだよなあって、またまた再認識。

今週もお疲れ様でした。