今日は局地的にゲリラ豪雨があった日曜日。
青空が見えていたと思ったら急な激しい雷雨。
これはたまったもんじゃありません。
近隣の河川では中洲に取り残された人を救助する現場に遭遇。
助かって本当に良かった。
天気の急変には本当に注意してほしいなって思います。
さて…
今日は「大人の不安と子どもたちの世界」の話をしようと思います。
オンラインで全国各地の皆さんと話をさせてもらう中でホットな話題は…
「よかれと思っているやらせていることが、子どもたちを壊しているのではないか?」
ある地域では幼児教室が盛んなのだそう。
小学校からお受験のある地域ですから無理もありません。
その周辺で子育てをすると、否が応でも情報が入ってくる。
「○○先生推薦!」とか「プロスポーツ選手輩出!」とか「○○さんも卒業生!」とか…
幼児教室だけでなく、さまざまなスポーツや芸術系の教室も百花繚乱。
ママたちによると…
「周りの子たちもやっているので何かさせないと不安になる」
とも…
そりゃあ不安になりますよね。
子育て失敗とか言われたらイヤですもんね。
さまざまなところからプレッシャーを受けているのが子育て中の親たち。
「通わせることで親として何かやってあげらているという満足を得ている」
というような心理も働くのだそう。
もちろん、いろんなことに触れてもらう機会をという願いは正しいと思います。
だから、やらせてみて見守っているだけならいいのだと思うのです。
ところが…
他の子どもたちと比べてしまうなど、ついつい余計な口出しをしてしまう。
そして、子どもたちに場を提供する教室スタッフにも負荷がかかることがある。
お受験の結果など望ましい成果を得られないと経営に直結しますから…
結果として子どもたちに過剰な負荷をかけてしまう。
これ学校現場でも同じ構造なのだと思います。
例えば学力テストの結果が良いとか悪いとか…
それだけで評価をされている教室は常に先生たちも不安を抱えている。
「あの先生のクラスはだめだよね」
なんて言われることにビクビクしてしまう。
というように…
子どもたちを支える大人たちが不安で仕方がないのです。
まずはここを改善しないといけません。
何から始めようかなあって思いますけれど…
これだけは声を大にして伝えたい。
「一人ひとりの物語を大切に!」