朝からギラギラと太陽が照りつけた丹沢・大山の麓。
いつもなら元気に聞こえる鳥たちのさえずりもおとなしい気がします。
今日も大粒の汗をかいて登校した子どもたちを見ながら…
「来るだけで奇跡だよね」
なんて思いながら一日がスタートしました。
あまりの暑さなので校庭での体育は教室でふりかえりの時間に。
GoogleクラスルームからFormを使ってサクッと終了です。
国語・算数の時間はブロックアワー。
昨日の朝に確認した課題をそれぞれが進めていきます。
散歩をするように子どもたちの様子をみていると本当に面白いものです。
それぞれの子どもたちに、それぞれの工夫とチャレンジがある。
時間の使い方、仲間(友だち・教材)との関わり方、空間の使い方も千差万別。
「どうやってやれば楽しくできるか?」
子どもたち自身があれやこれやと試行錯誤を続けている毎日です。
同じように掃除の時間も面白い。
こちらも、決められた時間、限られた仲間、持ち場である空間を意識している。
「どうすれば、”はやい” ”きれい” ”きもちいい” が実現できるか」
あれこれと意見をぶつけ合いながら進めようとしている。
時にはけんか腰になることもあるのですが、できる限り口を出さないように…
「どうすればいいのかなあ?」
ってとぼけたことを言いながら、子どもたちの自力を信じて待っています。
伝えることといえば、どうやって話合いを進めればいいかってことぐらい。
そんな掃除の時間の黒板に目が釘付けになりました。
初めて見る光景です。
どうやら上の方は手が届かないらしい。
上手に黒板消しを重ねている(笑)
「おー!なるほどなあ。いろいろ考えるもんだねえ」
と感心しながらパシャリ。
実は教室って意外性の宝庫なんですよね。
子どもたちって本来は発想が豊かなはずですから。
ところが、ついつい子どもたちの考えることにブレーキをかけてしまう。
「ねえ、黒板消し落ちたら危ないでしょ!」
なんて言ってしまったら、とたんにつまらなくなっちゃう。
いつでも子どもたちの発想を楽しむ余裕をもてるようにしたいものです。
チャレンジは続く…