台風の影響か雨が降り続けた会津。
午前中は慧日寺のある磐梯町本寺地区へ。
古くから寺院があり栄えた小さな集落。
ご先祖さまたちは、代々ここで暮らしてきました。
残念なことに少子高齢化の波はここにも。
「子どもはいなくなってしまったよ」
「空き家も増えてきている」
「寂しくなるよね」
親戚たちは口を揃えてそう話します。
ホントに残念な話です。
午後は鶴ヶ城まで散歩。
かつての賑わいがない街の中心地。
閉店している店も多い。
賑やかな街の面影がないのです。
長らく積み上げてきた地域の文化が消えていく。
人が都会へと動き始めたのは戦後の話。
長い歴史から見たら、つい最近なんですよね。
先人が一つひとつ積み上げてきた歴史。
その地域にしかない文化や伝統。
人がいなくなれば、どんどん忘れられていく。
「家が絶えてしまう」
そう話す親戚と両親の姿を見て考えさせられました。
急速に失われる地域の力。
なんとかしたい大きな問題です。