2024年7月4日から9日にかけて英国を訪問。
今回は「歴史的な建物」について触れておこうと思います。
サッカーボーイズ3号案内で多くの建物や街並みを見ることができました。
滞在2日目。
チェルトナムへ戻る際にグロスター大聖堂へ立ち寄りました。
起源は6世紀に遡るというのですから驚きです。
こういった教会は小さなものから大きなものまで各地にあります。
よくよく目を凝らすと非常に細やかな彫刻がある。
それぞれ意味があると思うのですが、いったい誰が設計したのでしょう。
3日目に足を踏み入れたのはチャーチル首相に縁のあるブレナム宮殿。
「とんでもなく大きい」
というのが最初の印象となった世界遺産です。
こんなところで第2次世界大戦でも有名なチャーチルが育ったとは…
アメリカの前大統領トランブさんも訪れたことがあるとか…
そして…
広大な敷地の横を大きな川が流れています。
4日目はタワー・ブリッジから。
橋なのに豪華な建物があるのが何とも興味深い。
こちらは割と歴史は浅く1894年の完成。
第2次世界大戦中はドイツ軍の爆撃目標にもなり被災しています。
大型の船が通るときは真ん中から跳ね上がる橋なんですね。
この橋を見下ろす小高いところにあるのがロンドン塔。
11世紀にウィリアム1世が要塞として築いたのが起源です。
王宮として使われる中で、多くの反逆者を幽閉する監獄でもあったっそう。
悲しいお話があちらこちらに書かれていました。
こういった話はどこの国も同じですね。
そして、有名なバッキンガム宮殿。
建物のセンターポールにユニオンジャックがあれば王や女王がいる印。
この日は見事にはためいていたのでチャールズさんは中にいるんですね。
夏の開放期間には惜しいところで外れていたので中には入れませんでした。
それでも周辺では各国からの観光客であふれかえっているのは印象的です。
ロンドンの宿泊地へ戻る際に見えたのがビッグ・ベン。
イギリスを象徴する時計台として有名ですが、英国国会議事堂の一部なんです。
ちょうど選挙が行われていた時期でニュースでも何度も目にする光景。
後に鐘の音を耳にして、なるほど納得。
日本の学校制度との関係を思い起こす時間となりました。
ちなみに、このエリアは盗難に注意とのことでした。
5日目はセントポール大聖堂から。
チャールズ皇太子と故ダイアナ妃が結婚式を挙げた場所。
その昔、ロンドン大火で焼失したこともありますが1710年に再建されました。
そういえば、このエリアは火災に関する大きなモニュメントもありました。
大きな災害から復興を遂げるのは世界共通のようです。
ここでは内部の画像を挙げてみました。
さすがに英国国教会の大聖堂といわれるだけあって手の込んだ造りになっています。
Waterloo駅から鉄道に乗って1時間ほどでウィンザー城へ。
駅から10分ほどで入口に到着することができます。
ヒースロー空港が近く、上空を航空機が飛び交うことも印象的。
小高い丘の上にあり周辺もよく見える。
中には聖ジョージ礼拝堂があり、エリザベス女王2世が埋葬されています。
6日目の出国前に最後の見学地となるウェストミンスター寺院。
1000年以上の歴史を持つ大寺院です。
細かなところまで装飾が施されています。
戴冠式が挙行される教会とのことで納得。
数多くの式典が行われ故ダイアナ妃の葬儀もこちらで執り行われたとのこと。
王だけでなく無名の戦士まで3000人以上が埋葬されています。
以上、「歴史的な建物」についての報告でした。
ちなみに、多くのところで建物保全のために寄付活動が行われています。
こういった古い建物は維持管理が大変です。
どうやって保全していくのか悩ましいのは世界共通かもしれません。
そうそう…
とてもじゃありませんが、各施設をじっくり見るには時間が足りません。
そういえば…
英国留学した教え子たちが複数います。
みんな建築関係のことを学んでおり、彼らはじっくりと眺めていたことでしょう。
また機会があったら訪れてみたいところばかりでした。